ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

【感想文】あなた、選択肢を自ら放棄していませんか?

最悪から学ぶ 世渡りの強化書 ―ネガポジ先生 仕事と人間関係が楽になる授業―
 

転職50回、虐待を受けていた、自殺未遂…などなど最悪な状況を生き延びてきたという方の本。かなりサクサク読める本で、私のお手伝いしている施設で「若い子の可能性を探るというのであれば、役に立つのでは?」と利用者の方が貸してくれたものだ。参考になります、ありがとうございますm(_ _)m

本書は今、悩みが多いという人ほど読んだほうがいいだろう。就活で悩んでます、婚活で悩んでます、仕事で悩んでます、人間関係で悩んでます…そういった方々に「こういう方法もあるんでは?」というヒントを与えてくれる。

何事も選択肢の問題

本書で貫かれている一本の筋が「選択肢」だ。いかに日本で住んでいる我々は選択肢をたくさん持っているか?そしてその選択肢はたくさんあるのに、多くの人たちは単に選択肢が見えていないのだという。著者の選択肢と一般的に言われている選択肢には下記の違いがある。

  • 著者…最悪の選択肢以外はすべて選択肢として採用
  • 一般…ベストもしくはベターな選択肢だけ採用

というように、就活だろうが生活だろうが恋愛だろうが、すべての問題において選択肢の幅を広げられる方法を教えてくれる。確かにベストな方法やベターなものに囚われ過ぎなところは現代人に存在しているように思う。

最悪な選択肢、例えば「就活で肉体労働だけは嫌だ」というようににこれだけはできないということを決めておけば、それ以外はすべて選択肢になるということだ。それこそ肉体労働じゃない頭脳労働で経理や総務なども入るだろう。そうすればかなりの選択肢があることがわかる。

結局我々は選択肢を自ら狭めているのではないか?もっと考え方を変えるだけで、選択肢を増やせるんだということを教えてくれる。なにかに迷ったり困っている人、そして子どもの教育などにも有効な考え方ではなかろうか。

ケツ毛を処理するオススメの方法【剛毛男子必見】

うしじまいい肉さんがケツ毛を永久脱毛したほうがいい、みたいなことを言っていた。ふむふむ、確かにお尻に毛がたくさんあると、それはそれで困る事が多い。

俺はかなりの剛毛なので、もちろんお尻にも毛がたくさんある。そこで何度かカミソリで剃ってみたり、バリカンで切ってみたりといろいろと試してみた。しかしまぁそれはそれで悪くないのだが、もっと楽な方法はないかな~?と考えていた。

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オススメの脱毛・除毛クリーム

そこで調べてみて使うようになったのが「脱毛クリーム(除毛クリーム)」だ。除毛クリームを塗って10分ほど放置し、そのままシャワーで流すというパターンだ。場合によってはティッシュで拭き取るというのも悪くないが、これがなかなか楽に脱毛できていい。

それこそバリカンで見えない中切ったり、カミソリを当てたりするのは怖いもんだ。しかしクリームを使えばそんな事無い。楽ちんだ。ではどのクリームがいいか?なのだが、剛毛の私でも使えたのはこの2つだ。

メンズボディ むだ毛除毛フォーム N

メンズボディ むだ毛除毛フォーム N

 

金額も安いし、メンズでも使うことができる。個人的には2つ目のフォームよりも、ヴィートのクリームのほうが良かった。こちらのほうがお尻に塗りやすいのだ。そしてお尻を自然体で保っておけば、10分程度で脱毛完了なのだから楽なもんだ。

もちろんお尻以外にもいろいろなところにも使える。ただし、この商品はお尻用ではないので、使う場合は自己責任ということでお願いしますm(_ _)m

【映画】ペンタゴン・ペーパーズー国民の基本的な権利を守るために報道には自由が与えられている

pentagonpapers-movie.jp

いい映画でしたね、これも。メリル・ストリープトム・ハンクスの演技が最高によかった。この頃のサラリーマンってカッターシャツにネクタイっていうスタイルなんだよね。今はネクタイなしのクールビズが流行ってるけど、ネクタイありの半袖ワイシャツってかっこいい。まぁこの映画に出てくる人たちがかっこいいだけなのかもしれないけど(笑)

ニューヨーク・タイムズベトナム戦争に対して、歴代の大統領が嘘をついていたことを報道したが、それをホワイトハウスからの圧力で差し止められた。ワシントン・ポストは同じ機密文書を入手していたが、報道すればホワイトハウスと敵対する。どうするべきか、その時女性社主がとった行動は…

報道は国民の権利のために特権が与えられている

ニクソン政権下で起こった事柄なんだけど、ニクソンはご存知の通り合衆国大統領として人気を全うせずに辞任している。ウォーターゲート事件が起こったためなのだが、ある種ウォーターゲート事件だけでなく、このような報道への圧力を見ても、問題山積な政権だったのかもしれない。

そんなニクソン政権時代に起こったこの報道への圧力、最終的な結末は映画を見てもらえればと思うが、最後に名言とも言える言葉が出てくる。「国民の基本的権利を守るために、報道の自由は尊重されねばならない」というような趣旨だった。

本当にそのとおりで、報道というのは好き勝手していいものではなく、国民の基本的権利を守るために存在する。それが知る権利だったりするし、プライバシーの権利だったりするし、幸福追求権だったりする。様々な権利を守るために、国民のために報道には自由が与えられている。

昨今の日本のマスコミはどうだろうか。ちゃんと国民のために、国民の基本的権利を守るために報道の自由を行使しているのだろうか?自社の利益のために行使していないか?自社のイデオロギーを追求するために行使していないだろうか?

報道のあり方というのを考えるにはいいきっかけになる映画だと思う。しかしスピルバーグはスゴイなぁ、最後まで魅せる映画だった。

【感想文】主のスキルと従のスキルを持つことが求められる昨今

10年後、生き残る理系の条件

10年後、生き残る理系の条件

 

働く上でどういうスキルや経験をつければいいのか?どういう考え方でどういう行動をとればよいのか?バブルが崩壊して終身雇用が崩壊してしまったことから、考えなければならなくなった。それはフル・パートタイム限らず、男女も高齢者ですらも考えなければならない時代だ。

そこで理系の条件だ。これはエンジニアをはじめとした理系のお話がメインで書かれているが、文系だろうが理系だろうが関係なく参考になるし、皆が考えないといけない事が書かれている。

理系的スキル+文系的スキル

本書で取り上げられている提言として「T字型スキル」というものがある。T字型というのは縦の棒線が専門スキルで、深い知識と経験にあたる。そして横の棒線が専門以外の幅広い知識と経験を指す。

つまり専門スキルだけでなく、浅くてよいので幅広い知識をつけることで自分自身の武器になるというわけだ。ちなみに著者は半導体エンジニアの知識・経験を持ちながら、MBAを取得したという。まさに理系+文系、かなりレベルが高いのでほぼ真似できる人は少数ではあるが、その行動や考え方は参考になる。

もう一つ似たような話として「1人でなんでもできる」ということはもはやありえない、と書かれている。日本でも海外でも、自分たちのスキルや経験を活かしつつ、他の分野や他企業、他の部門とコラボして仕事をする必要がでてきたという。つまりこれは昔よりも仕事のレベルが上がっていると言える。

昔は確かに研究だけやっていれば、開発だけやっていればOKという時代もあったかもしれない。しかし今の時代、他の方と一緒にやっていくコミュニケーション・リーダーシップなどのスキルが必要ということだろう。私も全くそのとおりだと思う。

異分野で自分のスキルを活かすということ

「そうはいっても著者は海外のMBAに行って、東大で教授になれるくらいの人だ。自分に真似なんてできない」と思う人も多いだろう。確かに著者のようにトップクラスに優秀な方の真似をするのは難しいし、私を含めほとんどの人は海外のトップ大学院でMBAを取ることなんてできない。

ただ「T字型スキル」に近いことはできる。それが異分野で自分のスキルを活かすという方法だ。

私のメインのスキルはウェブマーケティングとそれに付随するサイト制作等だ。私のスキルはトップレベルではなく、ごくごく汎用的なレベルだ。たくさんいるウェブ広告関係者と変わらないし、サイト制作で言えば中の下くらいだろう。

しかしこんな私のスキルであっても、別の分野に行けばすごく重宝される。それが障害者福祉の分野だったり、保育の分野だったりする。障害者福祉の分野では就労支援のためにPCを教えているが、私のレベルでもだいぶ高い。というか、そもそも福祉分野にITなどに詳しい人がほぼいないのだ。

保育についても同じで、保育士になるために短大で勉強している学生たちに教えているが、教えられるレベルだ。たぶん、IT業界で私のようなレベルのサイト制作の講師は通用しないと思うが、保育分野・障害者福祉の分野なら通用するのだ。

これはおそらく多くの人たちが使える方法だと思う。ウェブのスキルを他分野に活かす、運転技術を異分野に活かす、営業スキルを活かすなど、様々考えられる。意外に業界ごとに足りていない部分というのは多いのだ。

ぜひこの本を参考に、自分のキャリアを考えるのをおすすめしたい。

10年後、生き残る理系の条件

10年後、生き残る理系の条件

 

サイレントマジョリティは選挙で思いを晴らす

gendai.ismedia.jp

ドイツで排気ガスがいかにキレイか?より排気ガスの空気中濃度を低くしたほうが良いのではないか?ということで、自動車会社が実験をしたそうだ。猿と人間を使った実験を行い、それに対して動物愛護団体をはじめとして反対の声を上げる人が多くいるそうだ。そしてその声に賛同するように、政治家も実験反対を表明する。

ドイツはどうしてもナチスの毒ガスによる大量殺人の過去があるために、神経質になっているのかもしれない。実際、この実験は別に車の中に閉じ込めて排気ガスを吸わせるというようなものではない。現在の空気中の排気ガス濃度で問題がない、それくらいクリーンだということをアピールするものだ。

賛成派が多い?いえいえ、少ないのです

こういうニュースがあると「ドイツでは環境に厳しい人たちの声が強いんだなー」ということを思うかもしれない。確かにこういった清廉潔白を求める人たちの声というのは大きいのだが、実際に人数は?というとさほど多いわけではないようだ。

いずれにしても、善玉の威力は強く、悪玉になれば、いまや社会的地位を失う危険がある。だから多くの人は、心の中では「何か違う」と思っていても何も言わず、選挙の一票で思いを晴らす。

緑の党の立派なモラルがどんどん政治に適用されていくわりには、緑の党自体の支持率がまるで伸びないのは、そのせいだ。代わりに伸びたのが、「ポピュリスト」で、「反民主主義者」で、「差別主義者」とされている悪玉AfD(ドイツのための選択肢)。

リベラル的な勢力が強いと思いきや、実は選挙を行うと保守派に票が流れるようだ。つまりノイジーマイノリティがデモなどで騒々しいが、実際に民主主義としてはそういった動きを「おかしい」と感じる人が選挙で行動しているということだ。

まさに立派な民主主義と言えよう。

現場はきれいごとでは済まない

president.jp

こちらはプレジデントオンラインだが、同じ方が書かれているコラムだ。上記コラムでは日本で言う「炊き出し」のようなことをしているボランティア団体を取り上げている。昨今の移民受け入れで多くの移民が炊き出しを求めるようになり、列に並ばない・子供を使って勝手に食べ物をとらせる・開始前にドアを突き破るなどの騒動が起こったそうだ。

結果的にこのボランティアに来ていたホームレスの方や低収入にあえぐドイツ人が怖がって来なくなってしまい、活動の目的が果たせなくなってしまった。その後、混乱を避けるために利用者はドイツ国籍に限るとしたのだが、なんと炊き出しの車に「ナチ野郎!」などという侮辱的な言葉が落書きされることになってしまった。

このことから政治家や有力者は「分け隔てしてはいけない」とボランティア側を非難するようになったようだが、「それはおかしい」という一般の声が増えてきて、炊き出しボランティアを養護するようになってきているそうだ。

こちらも最初に上げた話と同じで、政治家や目立つ人たちというのはキレイごとを言う。移民を区別してはいけない、そのとおりだ。しかしそういったキレイごとが言えるのは、現場で苦労をするボランティアや一般の人達がいるからなのだ。現場で実際に騒動に巻き込まれた人はそんな綺麗事を言ってられない。

我々は清廉潔白よりも現場の改善を望んでいる

結局、こういった目立つ「清廉潔白な主張」というのは選挙でひっくり返されるようだ。それはドイツだけではなく、アメリカでトランプ大統領が誕生したことも同じだし、日本で安倍政権が何があっても支持されることに似ている。人間は「清廉潔白」だけでは食っていけないし生きていけないのだ

確かに清廉潔白な主張・理想は必要かもしれない。しかし我々一般人にしてみれば、そのような清廉潔白な主張よりも、今日・明日のゴハンであり、家族や友だちと楽しく過ごす休暇であり、安心して眠れる住居・環境なのではなかろうか。

動物実験を反対するのもいいだろう。しかし動物実験と実験の被験者たちによって、安全でクリーンな乗り物が我々の生活を良くしてくれるであろうことを、我々は知っている。炊き出しのボランティアが怖い移民に囲まれて、どんなに苦労をしているか、我々は想像ができる。

私達一般人は理想が嫌いなわけじゃない。理想よりも現場が大事なのだ。1年後よりも来月が、明日よりも今日が大事なのだ。その気持に気づかなければ、選挙の一票がトランプ大統領に、ドイツではAfDに、日本では安倍首相に送られていくのだ。どの国も先進国は同じ病を抱えているようだ。リベラルという病を。

「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義