ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

初対面の人に仕事を紹介しあうというのは好きじゃない

最近BMSという集まりに顔を出した。知人からいつも誘われていて、一度は行かないといけないなと思っていたので顔を出した。何度もFacebookで招待を送られてくると、一度くらいは顔を出しておかないといけない、というように義理を感じてしまうのが私の特徴でもある。人によってはそんなものはずっと無視できるのだろうが。


BMS ビジネスをつなぐ交流会・システム - ビジネスマッチングステージ

初対面の人に仕事を頼むのは難しい

さて、そのBMSの詳細については上記のリンクを見てほしい。簡単にいえば会議室のテーブルがいくつかの島になっていて、番号で割り振られて着席する。そこで自分が何をしているのか、どういう仕事なのかの自己紹介をテーブルごとに行う。そしてテーブルごとに仕事をマッチングさせるというものだ。

交流会のほとんどが名刺交換だけをして、後は何もビジネスにつながらないということが多い中、出来る限りビジネスにつなげようという試みは重要だろう。参加した日も50人くらいは参加者がいたのを見ると、多くの人が世間話はどうでもいいからさっさとビジネスに繋げたいと思っているのかもしれない。

しかし私はこの仕組がどうも好きになれない。例えばあなただったら出会ったその日に「コンサルティングしてください!」とか「ウェブサイト作ってもらえないですか?」なんて初対面の人に頼むだろうか。十中八九、頼むことはないだろう。多くの人がそう思うのも無理は無い、信頼できるかどうかわからないのだから

単純に「クッキーを販売しています」であるとか「カフェをやっているから一度自慢のコーヒーを飲みに来てください」という人なら、気軽にマッチングするだろう。数百円のクッキーは買いやすいし、カフェも行きやすいからだ。

しかしコンサルティングにしてもリスティング広告の代行やSEO対策などは信用できる人にお任せしたいものだ。出会った日すぐにマッチングなんてできるわけがないのだ。よほど著名人ならば講演会のすぐ後に仕事につながるなんていうこともあるだろうけれども、それは信用があるからできることだ。

こういった集まりは私の周りではいくつか聞いていて、BMS以外にもBNIというのもあった。BNIも知り合いから紹介されて、足を運んだのだがここも仕事を紹介しあうというシステムだった。

地区ごとにチャプターと言われる集団ができるのだが、そのチャプターの中にいる人達のサービスを使わないといけないのだ。飲食店をやっている人がいれば足を運ばないといけないし、ホームページが欲しいとなったら、そのチャプターの中にウェブ制作会社の人がいればその人のサービスを使わなければならないらしい。

互助会のようなものと思えばいいのだが、ビジネスとして私の目指しているところとはだいぶ違うのは間違いない。好きならその店にも行くし、その人のデザインが秀逸ならウェブデザインを頼むだろう。しかし自分が好きでもないのにルール上頼まなければいけないとなると、クライアントの満足度が低くなる可能性がある。やらされている感が出るので気持ちよくはないし、お客さんにベストな提案ができない。

BMSにしてもBNIにしてもできるだけ交流会を実のあるものにしようという考え方は納得できる。しかし、私の仕事のように信用を作り上げて受注するというビジネスにはどうも向いていないようだ。こういったクローズドな交流会とは別に個人的にはただ単にピザを食べるだけのピザ会というのをやっているが、そのくらい気楽に仕事の話をしたりしなかったりするくらいのほうが、性に合っていると思う。