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ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

伊丹市は商店街の成功と失敗が混在している

商店街の活性化に関する面白い話が載っていた。これはなかなかいい経験をしているなぁと本当の話なら思う。しかし確かに商店街を活性化する必要性はあるのか?というのは疑問に思うところがある。


ニートの俺が商店街活性化に携わって気づいた:哲学ニュースnwk

商店街活性化に関して、良いヒントになるのが私の地元である伊丹市ではないかなと思う。伊丹市は地域活性化事業としては結構成功しているものがたくさんある。一番有名なものはバルだ。まちなかバルは5枚綴りのチケットを3500円くらいで購入して、色んなお店を巡るというものだ。そこでは飲み物と食べ物のセットが振る舞われる。酒飲みには5杯も酒が飲めるので、おじさんや30代くらいの女性にも人気のイベントだ。

それ以外にも朝マルシェというのもやっていて、これは日曜日に月1回だったと思うが、その時に地元の野菜や食べ物などを駅前の広場で販売するという一種のお祭りのようなものだ。もう一つが屋台村というもので、これは広場に屋台を出して、そこで食べ物・飲み物を出してみんなで楽しむ、まぁこれもお祭りのようなイベントだ。

こういったイベントに音楽やダンスなどの出し物があったりと、かなり楽しめるイベントが毎月のように伊丹市では行われている。ただ、これは酒蔵通りという伊丹市も力を入れているJR伊丹駅と阪急伊丹駅の間にある広場が中心の話だ。ここは新しいお店がたくさん出てきて、若い人のお店も多く賑わっているのだ。つまりこの酒蔵通りは伊丹でもっとも盛り上がっている通りなのだ。

一方伊丹にはVIVA伊丹という昔ながらの商店街もある。阪急伊丹に近いところにあるのだが、ここは昔白黒テレビが発売された時、多くの人が集まって街頭テレビを見ていたと言われる歴史のある商店街だ。ここにはいくつかのお店があるが、はっきり言って盛り上がりはほとんどない。酒蔵通りとはぜんぜん違うし、シャッターも多い。

しかもこのVIVA伊丹では新しい店舗もちらほら出店することもあるのだが、潰れることも多い。ミスタームシパンという店舗があったのだが、1年ほどで撤退した。理由は不明だが、売れ行きは悪くなかったというので、商店街での付き合いなどが問題だったのだろう。今は餃子屋が出ているので、頑張って欲しい。このVIVA伊丹はシャッターも多く、マンションも多く建ってきている他の地域の商店街とかなり似ている。

酒蔵通りは盛り上がっているのに、VIVA伊丹は盛り上がらないというのは非常にわかりやすい構図だ。伊丹市では他にも東商店街というのがあるが、こちらは酒蔵通りに直結しているということもあって、少しずつ盛り上がってきている。街コンもここの商店街が行っている。まぁ他の商店街と連携しないというのはどうなのかとは思うが。

しかしどうして二つの商店街・通りがここまでコントラストが激しいというのはどういうことなのだろうか。おそらく私が見てきた中で思うのは単純にやる気の問題だと思う。酒蔵通りは若い人も多く、色んなイベントをして盛り上げよう!という気持ちが強い。だからみんな必死になってイベントや色んな仕掛けをしている。そして伊丹市すらも動かしている。

VIVA伊丹の方はというと、そういう話を聞かない。そもそもやる気があるように感じられないのだ。新しい若い人たちを呼び寄せようとか、他の地域にもアピールしたいとかそういった気持が感じられない。話でもVIVA伊丹の現状を憂いていて、それを変えたいという人も聞いたことがない。全く酒蔵通りとは違うように思えた。

もちろん私の印象でしかないので、間違っている部分もあると思うが商店街の活性化は結局やる気の問題では無いかと思う。リンク先でも土地があるだけで食べていける二代目・三代目の話が出ているが、結局他の収入源が十分あって食っていけるから、やる気が出ないのではないだろうか。酒蔵通りの人たちは若い人が多く、他に収入がない人が多いのでやる気が違う。特に屋台村はそんな感じだ。

結局お金をつけようがコンサルタントを雇おうが、その商店主たちにやる気がないのであれば活性化なんてできっこない。「この商店街を変えたいんだ!」という熱量が足りないところにお金を落としても仕方ない。それなら新しく出来た酒蔵通りのような、新しい商店の集まりにお金を出したほうがいいのではないだろうか。

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