ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

政治家が空気を読み過ぎるからシルバーデモクラシーになる

最近、アゴラがニコニコ超会議でパネルディスカッションをしたようだが、動画がアップロードされているのを見た。なかなかうさみのりやさんが熱く語っていたが、私も食えていない時代が3年ほどあったので気持は痛いほどわかる。


www.youtube.com

この動画でも日本はシルバーデモクラシーに陥っているという話が出ていた。池田さんは若者はもう議会に期待せず他の方法を模索した方がいいと言っていた。もっと言えば革命のようなものが必要だろうという話だったのだが、まぁそれも確かに必要かもしれないと思うことも多々ある。希望は戦争なんていうのもあったくらいだし、若者は将来に悲観的だ。

しかしシルバーデモクラシーについては少し懐疑的になっている。というよりも、政治家が空気を読みすぎているような気がするのだ。確かに老人が多くなれば老人の声は大きくなる。しかし老人が声が大きくなったからといって、その老人が必ずしも自分たちだけが有利になり、子孫の世代が損をするような意見を主張するだろうか?

もしこの理論で行けば50代の人たちは50代の利益に成るように、30代40代は働き盛りの利益に成るように、20代は若者の利益に成るように考えるはずだ。すべて利己的に自分たちのための政策を求めるようになるだろう。であれば、子どもを抱える20代30代の世代も当然子どもよりも自分たちの世代だけが有利になるように叫ぶのではなかろうか。

普通に考えてそんなことはないだろう。子どもを持つ親は子供のことが一番優先で考えるし、祖父母も孫のためにお小遣いやお年玉などを与えている。会社でも若い人たちのためにランチやお酒をおごることはするし、ノウハウやスキルを無償で教えたりするだろう。現実には誰もその世代だけに有利になるような行動はしていないはずだ。

にも関わらず選挙になると急にシルバーデモクラシーだと言い、利己的な老人ばかりのように語られる。実際はそうではなく、老人にも多種多様な人がいるわけでお金は必要ないという金持ちもいる。しかし政治家があまりにも老人のことをメインに考えすぎることで、このようなシルバーデモクラシーになっているのではないだろうか。すなわち空気を読み過ぎなのだ。

政治家が空気を読む程度を少し緩めるだけで、シルバーデモクラシーは防げるのではなかろうか。現に小泉旋風なんて言われた時はシルバーデモクラシーは作用しなかった。国債発行は抑えていたし、2200億円の社会保障費の削減が毎年行われていた。普通、シルバーデモクラシーならこういうことはしないはずだが小泉元首相は空気を読まなかった。そしてそれが選挙でも支持された。

 

結局、政治家がポイントなのだろうと思う。政治家はもう少し空気を読むのをやめてもらえないだろうか。そんなに老人はバカじゃないよ。