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ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

NPOには高スキル人材が必要になってきた

もうNPOの人たちとの交流というのは自営業になってすぐくらいからなので、7年ほど付き合いがある。NPOの活動が今後は若い人たちの希望になっていくのではないか?新しい働き方になるのではないか?と注目し続けているがなかなか収益が上がらないので難しいのが現状だが…

 

しかしそんなNPOもやはり時代の流れなのかスタッフの人達に高いスキルを求められるようになってきているように思う。それを感じたのがセールスフォースがNPO向けに無償でアカウントの提供を行っていることを知った時だ。世界的なCRMであるセールスフォースが無償で使えるというのは大きなアドバンテージになる。

しかしCRMというのはやっと中小企業でも少しずつ出来る企業が増えてきたくらいであり、あまりCRMをガッツリ行うことが出来る企業というのは民間でも多くはない。そんな中NPOもセールスフォースを使うとなれば、CRMやマネジメントについてしっかりとした仕組みを持つことが必要になってくる。

もちろんそれだけ高スキルで経験豊富な人材が必要になるわけだが、残念ながら中小零細企業と同じでNPOにはそれほどのスキルを持った人材がいない。海外ではたくさんの高スキル人材がいるのかもしれないが、日本はどうしても大企業や官僚にそういった人材を取られてしまいがちだ。またスキルのある人材を雇用するだけの給与を支払うのも難しいのが現状だ。

とはいえ駒崎さんがやっているフローレンスなど、伸びているNPOは人材が豊富にいて、スキルを持った人たちもやってきている。もちろん最初はなれなくても、徐々にスキルと経験を身につけて行くといった人材も多くモチベーションも高い。こういったNPOがマイノリティとしてある一方で大多数のNPOはスキルのある人材を確保できずにいる。また、社内でスキルやキャリアを積めるような仕組みにもなっていない。

 

セールスフォースだけでなく、GoogleAdGrantsやLinks for Goodでも同じで、出来る人がいれば強力なツールになるが出来る人がいなければ宝の持ち腐れになってしまう。今NPO界隈に必要なのはこういった支援ツールよりも、支援ツールを使いこなすだけのスキルを持った人材だ。もしくは成長するモチベーションが高く、キャリアを積んでツールを使いこなせるような人材が必要だろう。

 

NPO中小零細企業と同じように、高スキル人材の確保で悩む段階に来ていると言えるのかもしれない。

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