ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

人物の内面をコンテンツ化するのは面白いから、それがネガティブなものでも

「ふーん」くらいで見ていたのだが、新海誠監督の君の名はについて石田衣良さんが人格や過去を類推して語っていた。石田衣良さんは小説家と言うのは知っているが、小説を読まない私にとってはクイズタレントみたいなもんか、という認識だったりする。

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で、そのレビュー・映画評論について上記のように人物そのものについて行うのはダメ、褒める場合でも気をつけないといけないという主張がある。うん、これ自体個人的にはその通りだと思うし、俺も書評するときには基本的に人物について語ったことはなかった。

人物をコンテンツ化することは面白い

ただエンターテイメントの世界、メディアの世界ではインターネットも含めてその人そのものをコンテンツ化することは作品そのものよりも面白かったりする。

例えば情熱大陸、これはその人の成果物や作品について深掘りするのではなく、人の内面にフォーカスする。どういう行動をするのか、どういう考え方なのか、どういう過去を持つのか、どういう人間関係なのかなどなど…それが面白いから人気番組になっている。

お笑いでいえば今話題の狩野英孝さんや出川哲朗さんだろう。この人達は笑われる役を買っている。自分自身の過去もさらけ出すし、人間性もさらけ出してコンテンツ化している。それを見て我々は笑っている。

もっと言えば狩野英孝さんが謹慎するきっかけになった報道は、狩野英孝さんの芸や作品には何ら関係がない。関係がないがそこで批判をしたり悪い評価をすること、それを一般人が楽しんでいる。だからこそワイドショーだとか週刊誌は売れているのだ。人そのものにフォーカスし、しかもそれをネガティブに書いていても。

というように、人物にフォーカスしてコンテンツ化することというのは面白い。だからこそ石田衣良さんのインタビューを週刊誌は載せたのだろう。あれを面白いと思う人がいるのだ。

自分では公に過去を類推したりはしない

まぁここまで石田衣良さんのインタビューについて肯定的に書いているように思うかもしれないが、別に賛成というわけではない。個人的には過去を類推して勝手にネガティブに他人を評価する、ということはしないだろう。

私自身はしないが、それでも新海誠監督の過去を勝手に類推してネガティブに語る」というのを見て楽しんでいる人がいるのは間違いない。そしてそういう層に対して石田衣良さんは語っていると考える方がいい。

いい悪いというよりも、今の日本のメディアがそうなっているので、もうちょっとこの流れは変わらなさそうだよね…