ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

築地・豊洲の問題で思い出した串かつ松葉退去騒動

アゴラもおときたさんがいるっていうこともあって、結構築地・豊洲の問題が盛り上がった。宇佐美さんは前々から参戦してたし、ついに池田さんも参戦した。俺の投稿がきっかけになってたらいいなぁ。まぁ実際は報道で築地の汚染が出始めた体と思うけど(笑)

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大阪で起こった串かつ松葉退去騒動

この騒動を見ていてふと思い出したのが、串かつ松葉の退去騒動だ。阪神百貨店の近くにあった地下街のお店なのだが、立ち飲みできる串カツ屋としてすごく有名だった。ザ・大阪と言ったような感じだった。

ただ、この串かつ松葉は現在なくなっている。阪神百貨店が地下街のリニューアルをするということで、退去したのだ。ちなみにこれは松葉だけではなく、その近くにあったチケットショップも同じように退去している。

が、松葉はこれに異を唱えて反論をしていたのだ。急にどけと言うのはおかしい!というように。松葉のファンも多かったので、結構その意見にも賛同する人もいたが、結局退去した。そもそも松葉は他にも梅田に店舗を持っていて、そこはもっと広い場所で営業をしているのだ。

退去したくないとこの場所を死守しようとしたのは戦前からの契約で凄まじく安い金額で借りていたということが大きいようだ。一説には梅田の一等地を借りているのに5万円の賃貸料だったとも聞いたことがある。値上げしないで昔のままの値段だったので、この特別な契約を守りたかったのだろうと言われている。

大阪市は例外を許さなかった

最初は松葉がなくなるのは寂しいという人も多かったが、潮目が変わったのはチケットショップが出ていったくらいのときだろう。チケットショップは撤退したのに松葉だけが粘ろうとしたのを見て、支持が少なくなったように思う。

しかし大阪市はこの松葉の主張を一切聞かなかった。そして粛々と地下街のリニューアルを実行しているのだ。それについて、さほど異論反論を大阪市民や関西人が言っているのも聞かない。必要なリニューアルのためであると認められたということだろう。

このことからわかるのは、豊洲・築地の問題も「粘っても支持は得られない」ということだ。築地に固執する店も多いようだが、やはり老朽化と新しい施設を作ろうとする未来への推進力には勝てないだろう。それは松葉も同じで、どんなに懐かしい思い出があったとしても、都市部は発展の方が優先されるのだ。

築地・豊洲ブランドが衰退する前に

松葉は結局退去したのだが、その後に粘らなかったのは大きかった。もしそこで訴訟だデモだというようなことをしていれば、松葉ブランドに傷がついて他の店舗にも人が寄ってこなくなった可能性は高い。引き際を間違えなかったからこそ、今も松葉というブランドが輝いていると言える。ちなみに私も串かつといえば松葉をまず推薦している。新世界は少し遠いので(笑)

築地・豊洲についても今築地の汚染の問題が表に出てきている。豊洲はまったく問題がないのに汚染されているかのような風評が渦巻いている。これ以上この騒動が伸びてしまうと、築地に居ても汚染の風評被害を受けるし、豊洲に移転しても風評被害で売上が上がらなくなってしまうだろう。

結局困るのは卸売業者なのだ。東京都は困らないかも知れないが、中小・零細企業が多い店舗・卸業者のためにも、さっさと豊洲へ移転すべきだ。小池都知事はどう思っているのか知らないが、自分の名誉にも傷をつけないためにも移転に舵を切るべきだろう。