ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

酒とタバコを排除する世界の行き着く先は地獄

珍しいことに、駒崎さんから引用返信が来た。最近は上杉隆氏からも引用返信が来たし、みんな俺みたいな弱小アカウントでもエゴサーチして見てるんだなぁとしみじみ思った。まぁだからこそ越えてはいけない一線のような物言いだけは、ネットと言えどもやらないようにしないといけないのだが。

さて、駒崎さんについては私も以前、受動喫煙防止法に関して、推進する方法・やり方・運動の方針がおかしくなっているんじゃないか?とアゴラに書かせてもらった。

agora-web.jp

タバコについては受動喫煙をある程度防止できるようにするのは賛成はできるが、次にお酒の飲み放題を規制しようという動きが出てきたようだ。この動き、放置していると本当に地獄のような世界を生み出しかねないので要注意だ。

b.hatena.ne.jp

b.hatena.ne.jp

自分の嫌なものだから禁止OKでいい?

はてブの中でよく見られるものとして「自分は飲まないから、酔っぱらいに絡まれるのがイヤ」とか「酔っぱらいは周りに迷惑をかけるから、飲み放題禁止に賛成」という人が多い。タバコも「自分が吸わないから受動喫煙させられて迷惑」という論調が多く見られる。私のように吸わないけど吸う人を尊重する方がネット上では少ない。

ただ、このように「自分はやらないもので、やっている人の行動が嫌い・迷惑だから禁止してほしい」ということがまかり通ると、どうなるか?まぁ下記のようなことも言えるようになる。

  • 大きな音が嫌いで騒音は迷惑だから、フェス・コンサートは禁止
    (自分はフェス行かないからなくても困らない)
  • 暴力を助長して子供の健全育成を妨げるからプロレス・格闘技は禁止
    (自分は格闘技もプロレスも見ないから困らない)
  • 餅やこんにゃくゼリーは窒息死の危険性があるから禁止
    (自分は両方食べないから困らない)
  • 甘いものは肥満につながり、健康を阻害して社会保障費増加につながるから禁止
    (自分は甘いものが好きじゃないから困らない)

とまぁ上げればいくらでも理屈をつけられる。つまり「自分が好きじゃないから、迷惑をかけられたから禁止」という理論がまかり通れば、どんなことでも禁止することができるというわけだ。

最後のラインを超えないように気をつけたい

今回、酒の飲み放題や受動喫煙という部分で抑止されているのは政治家やWHOなどのお偉いさんがギリギリのラインで踏みとどまっているからだろう。ここで飲み放題じゃなくて酒を禁止とかタバコそのものを麻薬と同じで禁止などとすれば、それは人間の活動・幸福の追求を阻害してしまう可能性がある。

つまりこの酒の飲み放題の禁止や受動喫煙の禁止当たりが最後の砦、と思ったほうがいいということだ。これよりもさらに踏み越えた形になれば、それは行きにくい世界を生み出してしまうだろう。

個人的には飲み放題も受動喫煙の禁止もなるべくやらないで済むような世の中であってほしいと思う。