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ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

abemaTVに親和性が高い広告を取れたら、マネタイズは可能ではなかろうか

kabumatome.doorblog.jp

なかなか面白い試みで、亀田興毅氏にボクシングの試合で勝てばお金がもらえるという企画をしたらしい。まぁプロ選手は当然排除されて、素人の人との対決になって、かつボクシンググローブがなぜかでかい(=グローブが大きいとKOしづらい)など、色々な物議を醸しそうなコンテンツだったようだ。

私は見ていないのだが、サーバーもダウンしてしまったところを見ると、なかなか好評だったんだなぁと思う。コンテンツとしては大変面白いのだが、広告面から見るとAbemaTV向けの広告というのは「無料~低価格の商品・サービス」が主流になるだろう。

ウェブ広告は成果を見られるし、判断される

最近のウェブ系の広告ではCTRやクリック単価などを指標にするのではなく、エンゲージメントと呼ばれる指標が使われるようになった。さらに言えばエンゲージメントよりもコンバージョンを重視するようになりつつある。

なので、CPC(クリック単価)やクリック数などよりも、ROAS(広告費に対する売上高)やCPA(広告費に対する利益)が指標としてよく使われるようになった。つまり広告がより売上に直結していますか?というところを見られるよになっている。

つまりこういった流れがAbemaTVでもおこるのではないか、ということだ。現在は投資段階でユーザーを集めて認知度を高めることに注力しているが、マネタイズをして投資以上の利益回収が必要になってくる。そうなった場合、広告主としては広告費をかけた分だけ売上・利益が上がるか?を見てくるだろう。

AbemaTVの視聴者は金を持っているか?

さて、ではAbemaTVに広告を出したとして、その広告が売上・利益に繋がるだろうか?

今回の亀田氏のコンテンツからみて、おそらく低価格帯の商品ややんちゃな人たちが好む商品がメインになるのではないかと思われる。たとえば下記のような商品・サービスのCMと親和性が高いのではないだろうか。

逆に、こういった商品・サービスは親和性が低いなというのが下記だ。

  • 生命保険、損害保険などの保険
  • 分譲住宅やタワーマンションなどの住宅関連
  • 環境に優しいロハスな商品・サービス

こういった物は親和性が低く、広告を投下しても広告費用すら回収できない可能性は高いのではなかろうか。

ミドル以下の低所得者層に狙いを定めるべし

個人的にAbemaTVの目指している方向性がイマイチよくわからなかったが、今回の亀田氏コンテンツで、だいぶ方向性が定まったのではないかと思う。つまりターゲットは今回のこの番組を見た視聴者だろう。その方向で広告主を募集すれば、マネタイズできるのではないかとも思う。

ただ、懸念されるのはこういった層は今はテレビも見ている層だ。テレビを見ている層の可処分時間をAbemaTVに切り替えてもらうために、よりこういったミドル以下の層が喜ぶコンテンツを用意していく必要があるだろう。

間違っても情熱大陸だとかWBSだとか日曜討論のような番組は受けが悪いだろう。逆に地下格闘技、激しめのドッキリ、裏社会に迫る、エロ、何ていうのは親和性が高そうだ。

別に私はAbemaTVを見たことはないのだが、こういう方向に進めば「ああ、そういうテレビなんだな」と思うだけなんだなぁ。