ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

毎月お金が入るかどうかわからない状況に耐えられるなら独立すべし

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宇佐美さんの脱サラに関する話、なかなか面白い。と言うか、私も大手商社の子会社を辞めてから独立したわけだが、ここまでの流れも「そうだよなぁ」と思いながら見ている。まぁ私の場合は数万・十数万の仕事がメインで、小さい仕事を重ねるしかないので、大きな取引を成功させている宇佐美さんには足元にも及ばないのだが(笑)

さて、まぁこういう独立に関する話を見ていて思うのが独立するとすごく不安定になる。不安定になると一言で言ってもわからないと思うので、わかりやすく言えば毎月決まった日に給料が入らないし、入る予定が急に飛ぶと思ってもらっていいだろう

入金されるまで気を許すことができない

 サラリーマンだと基本的に25日とか、30日に決まって給料が入ってくると思う。何も心配しなくても、よほど会社が傾いていない限りは問題ない。あの東芝であっても給与の遅配が行われているというのは聞かない。そのくらい確実にお金が入ってくる。

独立してからは違う。例えば、仕事を依頼されて行い、請求書を発行して送るとするだろう。その請求書通りに振込があるのが普通だ。月末とか、場合によっては請求書発行後すぐに振り込みをしてもらえる。が、場合によってはそれが行われないことがある。

それこそ「振込ないですよ~」と言って振り込んでくれる場合もあれば、まったく振り込まないで、そのまま逃げてしまうようなところもある。給料はこちらから何をしなくても振り込まれるが、独立すればお金を稼ぐために請求書を出して、かつ請求をしつこくしなければならないこともあるのだ。

もちろん8割の取引先はまず間違いなく振り込んでくれるし、私も振り込む。しかし1部の企業や個人には振込をしないという輩もいるというわけだ。これはサラリーマン時代とかなり違うので、この状況に耐えられないと厳しいだろう。

仕事を取るために重要なものは「信用」だ

宇佐美さんはブログで月間100万PVという、すごいブロガーとしてネットで有名になった。そこから徐々に問い合わせが増えてきて、仕事につながっているという。これはブログで宇佐美さんを知ってもらい、ブログで宇佐美さんのある程度の能力を知ってもらったことで、信用がついたのではないか?と思う。

だから多くの人はブログを見て問い合わせをしてくれるのだろう。PVも多く、たくさんの人から支持されているというのも、大きな信用になっただろう。

ただ、このやり方はマイクロビジネスを行う人にはあまりおすすめできない。というかここまでのPVを稼ぐなんて真似出来ない。だから100万人以上いると言われている独立事業主や中小零細企業はどうしているか?というと、仕事を横のつながりで取ってきている。

横のつながりで「自分はこういう人だ」とアピールして知ってもらう、そのことで仕事をもらうのだ。おそらく私の知っている限りではこういうパターンが8割以上だと思う。宇佐美さんようにネットで有名になってから仕事が来る、というパターンは稀だと思っていい。

なのでもし独立をするなら、まずは周りの人に信用してもらうのがいい。一番いいのは仲のいい社長にお情けでもいいので仕事をもらい、そこから実績を積み重ねて信用にしていくのがいいのではないだろうか。

うまくいかない人の方が多数の独立話

宇佐美さんの話は今もある程度うまくいっている話なので、「何だ、簡単だ」と思うかも知れない。しかしこういう成功している人がいる反面、失敗している人もたくさんいるということは知っておい他方がいいだろう。

私の周りでも仕事がうまくいかずに自己破産した人も数人いるし、うまくいかないからとお店を閉めた人も数人知っている。かつ、私自身も法人のビジネスはうまくいかなかった。失敗も当然多くあるのだ。

独立するのは私は悪いことだとは思わないが、こういう失敗もそうだし仕事で入金が入ってくる・来ないというのも全て自己責任の世界だ。給料が入って当たり前という意識であれば、独立はやめておいたほうがいいだろう。独立するなら起こっていること全て自己責任として考えられるようにならなければいけないのだ。