ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

負け組日本企業で「給料上げろ」は通じない。勝ち組企業に転職するしかない

togetter.com

若者の日本企業離れが加速しているらしい(笑)いやまぁそういう風に言われるだろうなっていう話何だけれども、ファーウェイが日本に作った工場で新卒採用に月給40万円出しているらしい。一方の日本は23万円で、日本企業経営者が「最近の若者は愛国心がないのか」と言っていたという話らしい。

本当かどうかはわからないけれども、日本企業で23万円新卒に出せるのは結構優秀だと思う。一方のファーウェイは世界的に競争で勝ってきている企業だ。そりゃ高い金額を出せて当たり前だ。

日本企業が給与を上げられない理由

日本企業が23万円で、ファーウェイは40万円の給与が出せるという状況だが、これは何も日本企業がケチなわけではない。たくさんお金を持っていて、日本企業はそれをケチって払わないようにしているように思われるが、そうではない。

単に日本企業が利益を上げられない、つまりファーウェイに比べて貧乏だから給与を上げられないだけだ

簡単に比較してみると以下の通りだ。

企業名 売上 利益 従業員1人あたり利益
サムスン 19兆6637億円 2兆8655億円
(*営業利益)
約573万円
ファーウェイ 8兆7316億円 6211億円 約345万円
ソニー 7兆6033億円 2516億円 約201万円
パナソニック 7兆3437億円 1494億円 約58万円

*1円=98ウォンで計算。
*従業員数はサムスン50万人、ファーウェイ18万人、ソニー12万5千人、パナソニック25万7千人で計算。
*2016年の数字です

このようになっている。まぁ見てみたら一目瞭然だが、サムスンは圧倒的に強い。サムスンが日本の技術者を高い報酬でホイホイ引き抜いていくと言われているが、そりゃ当然だ。それができるだけの金があるのだ。日本の企業に比べて利益率もよいので、高い給与も払える。

1人あたりの利益が高ければ高いほど、効率よく儲けを出すことができるわけだから、当然給与だって高くすることができる。これが日本企業がファーウェイよりも高い給与を出せない理由だ。

自分の幸福を考え、高い給与の会社へ転職を

給料を上げろ!っていうのは簡単だが、安倍首相が要望をしても日本の企業は給料を上げることができなかった。もちろん労働組合が団体交渉をしても上がらなかった。なんとか最低賃金はジワジワ上げられてきたが、海外のグローバル企業と比べると給与の差が非常に大きくなってしまった。

上記で説明したとおり、これはグローバル企業が効率的に利益を上げることができているからだ。日本の企業はそれに負けている。だから海外の企業よりも低い給与に甘んじているのだ。だから首相が言っても団体交渉をしても、海外の給与と同じレベルまで上げられる事はありえないのだ

だからといって諦める必要はない。日本の企業でもベンチャー企業やグローバル企業に変わりつつあり、高い利益率をだそうと頑張っている企業もある。そして個人の幸福を考えれば、企業の国籍が日本だろうが中国だろうがアメリカだろうが関係ない。自分が幸せになるためには、日本企業に縛られる必要なんてないのだ。

もちろん日本企業を変える!という熱い思いを持って入社してもいいと思う。だが、今の状況を見れば給与は低いし、利益率が海外トップグローバル企業に近づくまでは我慢する必要もある。それだけの覚悟があれば日本企業に就職するのもいいだろう。

今後は日本企業だからとか外資系だからとか関係なく「自分が幸福になるために」を軸に会社を選べばいいのだ。そして海外企業に比べれば日本企業は利益が少なく、給与が低いという前提を踏まえた上で、会社を選べばいい。