ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

的はずれな意見と文句は言うが自分で汗をかこうとしないオヤジどもは一体なんなん?

よく私が行く勉強会があるんだけれども、そこは元々始めた方が大学教授ということもあって、なかなかに年齢層が高い。まぁ60代前後のおじさまが一番大多いのだが、こないだ少しカッとなって大きな声で意見を言ってしまった。我ながら情けない、ガキだなと思う(笑)

簡単に言えばライフプラン・キャリアのモデルとして、20~35歳まで女性は子どもを生むというステージに設定したらいい、と主張しておられた方がいた。まぁご多分に漏れずかなりお年の方で、最初の方は聞き流してたが何度も主張するので3回目くらいで「それは違う!」と大声を出してしまった(笑)

いやまぁ別に色んな意見があるし、そういうモデルケースにそった生き方をするのもダメではないけど、60代のおっさんがなんで20代30代の人の人生を決めようとするのか?そこが納得行かないんですよ

十人十色の人生を認めることから始まる

これね、別に60代の人が自分の人生でっていうならいいんだよ。でもさ、こういうふうに生きるべきって言われて「その通り!」って納得して生きる若者どこにいるのよ?10代の若い頃なら大人の言うことを疑わないかもしれないけど、自我が芽生えて何年もしている20代以降には無理でしょ。

そもそもこういう意見はこの人に限らず、例えば茂木健一郎さんであるとか田村耕太郎さんであるとかがよく言うので、オジサン型には珍しいものではない。いわく「没個性なサラリーマンはダメ」であるとか「海外留学しろ」であるとか。もうこういう意見の方がありきたりすぎる気もするが(笑)

別に海外に行こうがサラリーマンをやめようが、それは一つの生き方であってもちろん尊重されるべきだ。でもね、だからってサラリーマンやっていたっていいじゃない。日本を出たことなくてもいいじゃない。なんでその人の生き方を他人に決められないと行けないの?

仮にこの意見に従ったとしても、うまくいかないことも多々あるわけで。幸せでない人生を歩んだ時に、あなた方はその方々の人生の責任とれんの?とれないでしょ、誰も責任なんて。

だから「自分で思う自分の幸せな生き方」を自分で探して、そこに自分の力で邁進してもらう以外、納得して幸せになんてなってもらえないのよ。そこのサポートとして「こういう人もいるよ」という事例を示したり、自分が魅力的な大人になることが大事なんじゃないの?自分の考え通りに生きさせるのは大人が若者にやることじゃない。

国や自治体に求めるならお前がやれよ

もう一つ、経済産業省の方が来られていたので、その方がどういう風な起業・独立のサポートをやっているか?やっていくのかについて語られていた。そこで私も建設的な議論をしたいなと思っていたが、おじさんたちは自分たちの意見を好き勝手に言うだけで、何か一つの良い意見を出そうという気もなかったようだ。

自分勝手に好きなことを、しかもテーマもバラバラで教育もあればキャリアのこともあれば、助成金の事もあればとバラバラ。まともに議論しようと思ってたの俺だけしかいなかったんじゃない?って感じ。

まぁ議論の仕方を学んできていないんだから仕方ないと思うし、議論しようっていうよりも普段の鬱憤をはらすために、役人に文句をつけようという心構えだったんだろう。まぁそこはしょうがない。ただ納得出来ないのは何でもかんでも役所にやってもらおうとしすぎっていうこと。

例えば「こういう理想的なモデルを作れ」っていうけど、そんなん民間でもできるやん。民間で表彰していったらいいやんか。NPOでもいいし、理想的なモデルがあればそれを表彰する仕組みやったらええやん、ベストジーニストとかベストメガネドレッサーとかみたいにさ。なんで自分でやらないのに国にやらせようとするの?

意見言うのはいいんよ。でもさ、やっぱり意見するって言うことはそこに責任が発生するんじゃないかって思うのよ。「私はこう思う!こういう社会にしたいんだ!」って言うなら、そのために汗かいて時間使うのはもちろん当たり前でしょ??意見だけ言って何もしません、後は勝手にやって下さいなんて通るわけないじゃない。

ホントちょっとしたことでもいいのよそれは。イベントなら受付や誘導のスタッフとして手伝うとかでもいいし。そういうことすらしないなら、口出ししちゃダメだわ。

で、国や自治体もこういうこと言わすだけ言わすんじゃなくて、「では民間のプロジェクトチーム立ち上げて、そこから民間に事業委託しますわ。お宅が旗振りやってくださいね」ってさせればいいのに。じゃないといつまでも「上に言えばなんでもやってくれる」っていう精神から離れないよ、こういうおっさんたちは。

カッコイイおっさんの姿見せてくれ

まぁおじさんたちが多いのはわかっていて行っているからいいんだけど、一つ救いがあったのがこの会に誘ってくれたコンサルタントの方だ。この方も60歳を過ぎているが、まだ現役で製造業のコンサルタントなどをされている。そのためか、やはり現実主義で変なことも言わない。

ちゃんと自分で言ったことに責任を持たれているし、自分で言うことは自分で実行する気概を持っているように感じた。そういう点ではやはり私を誘ってきてくれたこの方と出会えてよかったなぁと思う。

この方だけに限らず、もっと多くのおじさんたちにカッコイイ背中を見せてほしいと思う。尊敬できるとかカッコイイっていうのもまた十人十色なんで、どれが正解ということもないが、若い人が憧れる背中が増えたらいいなと思う。見た目じゃなくて生き様としてカッコイイ人、増えてほしいなぁ。