ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

今後、民進党は「二重国籍はどうなんだ!」という足かせをつけて戦うのか?

民進党蓮舫代表が二重国籍についての説明を自ら行った。なぜ今のタイミングなのか?子供がどうとかいっていたが、子供に関係する部分を公開したわけではないので疑問でしかないが、まぁそこはいいだろう。

そして今回の公開によって自らが二重国籍であったこと、そして二重国籍でありながら立候補をしており、日本人であると虚偽の説明をしていたことが明らかになった。それが「故意」であるかはわからないが少なくとも「過失」であることは認めた。

アゴラの新田編集長が「政治責任をどう考えているのか」、そしてフリー記者の安積さんが「過去の発言に矛盾がある」と指摘していた。この指摘は至極まっとうであり、蓮舫代表は政治責任についての明言を避け、過去の発言については「ニュアンスが違う」というような受け答えだった。

今後、過失であれば与党を追求できない

今回の会見での受け答えで、今後民進党は与党を追求しにくくなった。

例えばある大臣が政治資金規正法違反で300万円の記載ミスがあったとしよう。今までは「辞任しろ!」とかなり厳しく追求できたかもしれないが、「過失だった。今は修正した」となった場合、これ以上追求できなくなる。なぜなら蓮舫氏が過失だからということで、政治責任を果たすことがなかったからだ。

つまりブーメランとしての材料を今回の会見で新しく作り出したわけだ。このような状況で民進党の議員がなんだかんだと与党を攻めたところで「蓮舫はどうなるんだ」と言われるわけだ。違法状態を放置している議員が与党にいたとしても「お前が言うな」と言われるようになる。

しかも今は加計・森友という、政治家に違法性がない問題を追求している。違法状態だった議員が違法性のない問題を追求するとは、なんの冗談なのだろうか?

国民にとってもマイナスだった蓮舫氏の二重国籍会見

民進党はバカだなぁ」と思うが、ブーメランの材料を作ることは何も民進党にとってだけマイナスなわけではない。我々国民にとってもマイナスなのだ。

なぜなら自民党が違法状態であっても、それを追求する野党第一党の力がなければ、与党はやりたい放題になるからだ。もちろん、自民党にも自制心はあると思うので、ある程度は抑えられるだろうが、他人からの追求や抑止力がなければ、暴走してしまう可能性だってある。

数の上では民進党野党第一党として頑張ってもらわないと、うまく政治が機能しない。もちろん野党第一党民進党である必要はないのだから、他の政党に変わってもらってもいいが、維新ではまだ弱いだろう。だからこそ、他の野党第一党が育つまでの間、もしくは野党第一党として民進党が頑張らないと政治がダメになる。

もし今回、蓮舫氏が代表を辞任して、一議員として活動して、どこかのタイミングでまた野党第一党の代表になるというのなら、ブーメランの可能性をなくすことができたのではないかと思う。中には議員辞職しろとまで言う人もいるが、私はそこまででなくても代表辞任と代表の期間の報酬返上くらいでもいい(優しいからね、私は(笑))。

今回の二重国籍についての解説会見で、民進党と言うのはまた議席を減らしていくのだろうなと感じた。民進党はもうダメかもわからんね。