ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

宝くじを買うのは「学ばず、リスクをとらず、楽して金を手にしたいから」

 内藤忍さんはアゴラにいつも記事を転載しておられる、投資家の方だが「宝くじ購入者が投資を覚えれば、本人にも国全体にもプラスだ」とおっしゃっている。

内藤さんはワインバーなどもしていたり、かなりセレブリティなタイプなのだが、そういう人には宝くじを買う人の気持ちはわからないのだと思う。宝くじは還元率は半分以下であり、割に合わないギャンブルであることは確かだが、そういう部分はあまり重要ではないのだ。

なぜ宝くじを買うのか?それは「新しく何かを学んだりせず、お金が減るというリスクを使わず、楽をしてお金を手にしたい」からなのだ。

宝くじは何も準備がいらず、何も考えなくていい

例えば内藤さんがよく取り上げるワンルームマンションへの投資だが、もしコレをするとしたら、いろいろな準備が必要になる。

まずワンルームマンションを購入するための資金、住宅ローンやセカンドハウスローンなどの審査を通さないといけない。銀行選び、書類を用意し、銀行に足を運ぶ必要がある。

そして実際にワンルームマンションを探す必要がある。どのワンルームマンションがいいか、どの物件ならリターンがいいか、リスクとリターンのバランス、投資できる金額はどこまでか?などを考えないといけない。場合によっては直接足を運ぶ必要もあるだろう。

ここまで自分が動かないといけないし、お金を用意しないといけないし、リスクも取らないといけない。このように宝くじとくらべて圧倒的に手間がかかるのが投資だ。株式の場合はもう少し楽ではあるが、証券会社の口座を開いてお金を振り込んで投資情報を読み込み、投資リスクを取る必要がある。

結局投資と言うのはすぐにできないし、学ばないとデキないし、楽にお金を手にできないのだ。それに比べて宝くじは売り場に行ったら購入できるし、何も学ばなくていいし、100円あれば購入できる。ジャンボ宝くじでも300円だ。こんなに楽にお金が手に入るかもしれないギャンブルは他にない。

一般の夢と言うのは金が降ってくること

よく宝くじのことを「夢を買う」っていうが、この夢というのは単に大金のことだけを指すわけではない。もちろん何億円という大金のことも夢の一部だが、その何億円という大金が上から降ってくることが夢なのだ

別にお金が欲しければ一生懸命働いたっていい。投資をしてリスクをとってもいい。夜の仕事をしてもいいだろう。そういう努力をしてお金を手にしよう、なんていうことは考えていないわけだ。あくまで少額の金額で大金が手に入れたい、これが夢なのだ。

内藤さんはそのへんを理解していないのかもしれないが、宝くじのお金が投資に向くなんて言うことはありえない。もっと言えば宝くじのお金が競馬などに向くこともないし、カジノに流れることもない(スロットには行くかもしれない)。宝くじはお金が降ってくる可能性のある、唯一のギャンブルなのだ。