ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

M-1だけで面白い・面白くないを語るのが難しくなってきた

M-1終わりましたね。とろサーモンよかったよ~、勝ってくれて!なんせ昔からすごいすごいと言われながらも、なかなか結果が出なかった。結構ガリガリくりぃむとかに出てくる久保田さんは好きだったんだけどねぇ。クズっぷりがいい(笑)

で、表題の件だけどもうそろそろ全体のNo.1を決めるって難しくなってきたよねぇって話。いやまぁこれはM-1だけに限らないんだけどさ。

フースーヤーと博多華丸・大吉、どっちが面白い?

昨今、メディアもテレビ以外にインターネット、しかもアベマTVのようなネットTVも増えてきた。アマゾンプライムなんかもオリジナルのバラエティが増えているし、独自でYouTubeにアップロードしている芸人さんも多い。

今やテレビだけがすべてじゃないし、テレビがメディアの代表でもない。もっと言えばテレビに出ているタレントが一番エライとか、一番面白いとか、一番演技ができるという時代でもなくなった。メディアも多様化していて、そのメディアに合わせて芸人も多様化している。

例えば若手で若い子に人気のあるフースーヤー、面白いという若い女の子は多い。一方博多華丸・大吉は漫才は上手で30代以上の人には受ける。でも10代の子どもにはわからない。焼酎を乾杯の時に飲むネタの面白さがわかる小学生や中学生がいたら、俺が謝らないといけないけど(笑)

で、両方ともにある年代・ある層から支持されているわけだけど、じゃあ純粋な面白さだけで言えばどちらが上なのよ?それって判定する人にもよるよね。おじさんたちがメインの審査員なら、博多華丸・大吉が勝つし、中高生がメインならフースーヤーが勝つ。どちらもある人・ある層から見れば面白いのだ。

芸人さんは様々な生きる道があるのでは?

芸人になりたいとダウンタウンウッチャンナンチャンとんねるずに憧れていた世代は「テレビに出て人気になりたい」という目標があったはずだ。あくまで目標はテレビであり、テレビ以外で有名になろうという気はなかっただろう。

しかし今やテレビだけではない。東京03はテレビはさほど出ないが、ライブではどこでも満席になるほどのコントグループだ。ライブシーン以外で言えばYouTubeをはじめとしたネットメディアで生きるという道もある。ネットメディアだけで人気の人たちはたくさんいる。もちろんテレビに出るというのも一つの方法だ。

にゃんこスターアンゴラ村長が下記のような発言をテレビでしたようだが至極まっとうな発言だ。

まったくその通りではあるが、間違っているところもある。それはさげすむ笑いで食っている人たちがたくさんいるテレビでこの流れを変えようとしても、それは無理だろう。むしろそういった空気・文化のないネットテレビで新しい文化を作るほうが早いし確実なはずだ。

そしてこのことからわかるように、今のM-1と言うのはテレビと言う枠の中で面白い漫才師を決めるというものになっている。もっと言えばテレビが求めていない漫才をする人たちは評価されないし、変わったことをすることが出来ないとも言える。その証拠に、最終的に残った3組はスタイルは違えどベタベタの正統派漫才だ。

漫才であること、そしてその漫才はテレビ受けすること、この2つを満たす漫才師を決めるM-1に合わない漫才師も当然いる。であれば、テレビ以外に生きる場所を探すという選択肢もあっていいはずだ。もっとネットを中心に、たくさんの漫才師・芸人が活躍できる場が出来てほしい。