ナイスミドルになりたい

松本孝行が思っていること、考えたことなどを書きます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

ドキュメンタルに見る笑いを取る最終手段としての「下ネタ」

ドキュメンタル、アマゾンプライムで見ることができる松本人志プレゼンツの番組だ。10人の芸人が笑わせ合う、笑ったら負けというシンプルなルールの番組だ。最終的に10人の中から1人になった一人が優勝ということになる。

ドキュメンタル

さて、この番組を見ていて思うのはどんなに芸人として何年も活躍している人でも、最終的には「下ネタ」に走るということだ。特に吉本の笑いは下ネタに走りやすいようだ。これ、多分芸人だろうがユーチューバーだろうが、最終的に追い込まれたら下ネタに走るんだろうね。

なぜ下ネタに走るのか?

そもそもなぜプロの芸人さんが下ネタに走るのか?テレビでは漫才やコント、エピソードトークなどを行って笑わせるだけの腕がある芸人さんが、最終的に相手が笑わない場合に追い込まれて下ネタに走る。

おそらくだが、誰もが笑う最大公約数の笑いという意味での下ネタを選んでいるのではなかろうか。トリビアの泉でも笑いを研究しているという教授や科学者たちが集まり、最終的に出た結論が下ネタに走るものだった。まぁだいぶ軽めの下ネタではあるが。

トリビアの種No.037 「人が笑うという行為」を学問として研究している人達が作る1番面白いギャグは「青年の主張で性欲の強さを主張する」(番組評価 満開)

つまり下ネタというのは科学的に突き詰めても、多くの人が面白いと思う笑いの基本であり、笑いの種なのだろうと思う。だからこそプロでも練ってきた笑いが受けないとなった場合に、最終的に受けやすい下ネタに行くのは当然のことだろう。

追い詰められた人はどうなるのかという実験場

ドキュメンタルは下ネタばかりなので嫌になる人も多いだろう。だから最初に気分が悪くなる場合があると注意書されているくらいだ。レビューにも下ネタばかりに走るのはやめておいたほうがいいというように書かれていたりする。

確かに下ネタばかりに走っているのはそのとおりだ。しかし笑わない相手を時間内に笑わす、自分が笑う前に笑わせるとなると、どうしても下ネタ中心になってしまうのは否めない。例えば視聴者を笑わせるためにとなると、下ネタ以外の方法が取られるようになるだろう。

ドキュメンタルは別に一番面白い人を決めるための番組ではない。一番面白い人が優勝するのではなく、笑わなかった人が優勝する。笑わせてかつ笑わないというバランスが取れた人が優勝するのだ。だから我々は「笑わせることのプロが笑わない人を前にしたら、どのような行動を取るのか?」という実験を見せられているわけだ

そして実験の結果、多くの人が下ネタに走るということがわかった。テレビの笑いでも、おそらく相手が笑わないときに、多くの人は下ネタに走りたくなるのだろう。しかし放送コードもあるし、何よりテレビの前の視聴者が笑っているかどうかがわからないので、テレビでは下ネタが少ないということだろう。

ちなみにお客さんを本当に笑わせようとしている、我々一般人の視聴者側が面白くて笑えるものを見たいのであれば、舞台を見に行くのが一番だ。NGKやライブなどは完全にお客さんを笑わせるために存在しているし、お客さんの反応を見ながらネタをやっている。だからおそらく我々一般人が見るなら一番面白いのは舞台やライブだと思う

というわけでドキュメンタル、下ネタOKの人はぜひどうぞ♪