ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

2018年7月・8月に発売される読む予定のマンガ

全く忘れていた、7月書くの。毎月書くようにしてたのに、忘れてた…そしてもう7月も半分が過ぎてしまうという失態(笑)

というわけで少年誌の合併号のように2ヶ月分、7月8月をあわせて書いておこうと思う。暑すぎるので、インドア派には漫画喫茶は良いと思うよ。

7月・8月に読む予定のマンガ

7月・8月の注目コミック

最近ちょっと思ったのが「7つの大罪」でのあるシーン。それはどの攻撃がどのくらいダメージがあって、どのくらいのダメージが回復しているのか?ってのがよくわからない。「すごい攻撃なんだろうなー」っていうのが2~3回続いて、その2~3ページ後にはノーダメージみたいにしてキャラが立ってんの。「え、今までの攻撃なんやったん?」って感じなのよね。

格闘ゲームのようにゲージがあるわけでもないし、RPGのようにHPの数字があるわけじゃないから、わかりにくいだけなのかもしれない。でも結局、どんなすごい必殺技を使ったところで、最後には首をはねるか心臓を貫いて終わり、みたいな感じで死んでいくのよね。

まぁそんなこと言ったら、彼岸島だってどんだけダメージ食らっても立ち上がるから、そこも変といえば変なんやけど(笑)

七つの大罪 コミック 1-31巻セット

七つの大罪 コミック 1-31巻セット

 

あとは久しぶりにテラフォーマーズという単語が出てきた。今までは作者が休んでいたのかな?まぁ久しぶりに楽しみ。あとはくうねるまるたも新しいシーズン入るのも楽しみですな。

夏は暑い、今年は海への旅行もないわけだし、とりあえず涼むためには漫画喫茶しかないな(笑)

昭和的・平成的労働価値観からどうやって脱却するのか

きっかけは下記のブログだった。「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」というのが日本になくなっているという話だった。特に製造業が衰退し、中国や東南アジアに生産拠点が移されていることで、「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」がなくなったとのこと。

blog.tinect.jp

確かに説得力あるなと思う反面、別にそれは日本だけのことではなく、アメリカや欧州も同じだ。アメリカの場合はインドにIT系の仕事も取られたし、工場は同じく中国・東南アジアに取られていて、日本以上にダメージはでかい。欧州も経済発展によって工場を中国に移すなどしているところは多い。

現代の「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」は?

最初に紹介した記事では、日本の製造業が衰退し工場で働いていた人たちはどこに行ったか?という問いに対し、このように書かれている。

では、かつて工場が吸収していた雇用は、どこへ行ったのだろうか?

それは、スーパーマーケット、コールセンター、介護事業などの、労働集約的なサービス業に吸収されたのである。

確かにそうかと思うが、実はそうではないようだ。私が以前書いた過去の記事を参考にしてみると、実はスーパー(小売)や介護、コールセンターなどよりも、事務作業の方に多くの人が向かっている。「東京のハローワークでは事務職の求人25,824件に対し、応募者が46,850人にのぼる。東京の例ではあるが、多くの労働者は事務職を目指すようになった

おそらくこの事務職こそが「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」だと、昔は工場で働いていた労働者層には思われているのだろう。労働負荷はさほど高くはなく、むしろ一般事務や経理事務など、決算期などを除けば楽な方だろう。給料もそれなりだ。東京のハローワークでは事務職の正社員求人の平均給与は230,498円だそうだ。

t-matsumoto.hatenablog.com

ただ、残念ながら事務職を目指している人のおよそ半分は、希望の職にたどり着けない。なぜなら今や人手不足と言われている時代でも、事務職の有効求人倍率は1を下待っているのだ。多くの人は事務職ではなく、別の職につかなければならない。その時に介護やコールセンター、スーパーマーケットなどの職についているのだろう。

なぜ事務職以外が選ばれないのか?

事務職が「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」だと認識されているというのは、私も理解できる。しかし逆に言えば、他の仕事はどうして「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」と認識されていないのだろうか?

例えば有効求人倍率が15.21倍の「保安の仕事」は給料が最も安い(203,884円)。なのでそれなりの給料がもらえないために、人気がないのは理解ができる。だが、「事務的職業」(230,498円)より給料の高い「福祉関連の職業」(238,854円)や「輸送・機械運転の職業」(250,653円)、「建設・採掘の職業」(253,531円)はなぜ人気がないのか?

よくネット上では「給料を上げれば人が来る」と言うが、そんなのは嘘っぱちだ。給料が最も高い「管理的職業」(405,274円)は1.35倍と給料が最も高くても求職者よりも求人数のほうが上回っている。給料を上げれば人が来るわけじゃないのだ。

「そこそこ簡単で、それなりの給料と地位が約束される仕事」は分解すると条件が3つに分類される。

  • そこそこ簡単な仕事
  • それなりの給料の仕事
  • それなりの地位の仕事

この3つを満たしている仕事が少なくなった、ということだ。

「福祉関連の職業」(238,854円)、「輸送・機械運転の職業」(250,653円)、「建設・採掘の職業」(253,531円)の3つについてはそれなりの給料の仕事であることは間違いない。簡単かどうかと言われると一言では言えないが、大学卒などの学歴が必要なわけではないので難しくはないだろう。

一方の「管理的職業」(405,274円)は給料はそれなりどころか高い。そして地位もそれなりどころか高いだろう。ただ、簡単な仕事ではない。

この3つを満たす仕事は少なく、2つを満たす仕事は多くあるというのが現状だろう

それなりの地位とはなにか?

3つの条件の内、最も曖昧なものが「それなりの地位の仕事」だろう。これは一言では表せないのだが、おそらく自分自身の仕事への満足度のことだと考えるのが最も近いのではないだろうか。その昔、炭鉱労働者や工場労働者は社会からも必要とされていたし、社会を構成している自負を持っていたと思われるが、それが「それなりの地位」なのではないかと思う。

そこで、日本人の仕事の自負や満足度などに関して、労働白書で下記のような図を見つけた。

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仕事の満足度に関してのグラフだが、1984年をピークに下がっている。1984年~1987年に何が起きたかと言うと、象徴的な出来事がプラザ合意だ。固定相場であった日本円が変動相場制に切り替えられ、急速に円高に向かっていった。円高になれば、日本で作った商品を海外で販売した時に得られる金額が減少する。1年でドル円相場は半減したとされる。

つまりこのとき製造業がダメージを受けたわけだ。そうして、一気に多くの人たちが仕事のやりがいを始めとした、様々な指標が落ち込んでいる。日本のメインであった製造業がダメージを受けたときに、日本の仕事への満足度は落ちたのだ。最初に紹介した記事の言う通りだったのだ。

どうしてサービス業はそこそこの地位になれないの?

ただ、それでも疑問は残る。なぜ介護や小売、サービス業がそこそこの地位の仕事であると認識されなかったか?だ。給料が安いのは労働集約型だからだ。しかし最近は人手不足もあり、事務職よりも高い金額で正社員になれる仕事だ。給料が上回っていて、そんなに難しくない仕事でも、事務職より人気がないのはなぜなのか。

ここで見てみたいのがリスクモンスター株式会社が発表した第4回「就職したい業界ランキング」調査を見てみよう。1位から10位まで、下記の通りとなっている。

  1. 国家公務員
  2. 地方公務員
  3. JAL
  4. ANA
  5. 日清食品
  6. Google
  7. 森永乳業
  8. 明治
  9. ソニー
  10. 味の素

ここで見るべきはJALだろう。2019年3月卒業予定の学生なので、JALが破綻したときはだいたい中学生に入ったところくらいだろう。であれば、JALが破綻したことはなんとなくわかっていると思う。少なくとも就職活動の中でそれくらいは学ぶはずだ。

それでもANAよりもJALが上に来ているのだ。そして相変わらず1位2位ともに公務員だ。これに共通しているものはなんだろうか?それは将来への安定だろう。もちろんいつまでも安定しているということはないのだが、それでも少なくとも今の時点で最も安定しているものを選択しているといえる。

思えば過去に「そこそこの地位の仕事」で周りもリスペクトしていた職業も、将来安定していると思えるような仕事だった。炭鉱もそうだ。日本のメインエネルギーとなると思われていたし、石油に取って代わられるなんて誰も思っていなかっただろう。1980年台に製造業で働いていた人の中に、誰が中国・韓国が台頭してくると予想できただろうか?

加えてこのランキングを見ると、若い就活生も転職をする気はなさそうだ。一社で勤め上げられつ企業を上げている。つまり、安定というのはその企業にずっと勤め上げられる、40年勤められるところと考えているのだろう

サービス業は安定的に続けられる仕事?

翻って人気のない職業はどうだろうか?飲食系はすぐに潰れるし離職率も高い。給料もそこまで高くない。介護職も最初の給料は事務職よりも高くても、まだ将来の見通しが立ちにくい。採掘の仕事は今後も人気が出ることはないだろうし、輸送業のヤマト運輸なんて国と真っ向から対立しているため、JALのように助けてもらえることはないだろう。

そう考えれば、サービス業というのは安定しているとは言い難い。業界全体では安定しているとしても、1社で安定して40年勤め上げられると考えられる企業は乏しい。だからこそ人気がないし、製造業のように「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」とみなされないのではなかろうか。

日本の職業教育は正しかったか?

今までは職業の方をメインに考えてきたが、逆に労働者についても考えてみたい。破綻したJALや安定しているからという理由で公務員を選ぶ上記大学生を見て、職業教育は正しかったと言えるだろうか?

今の時代、安定している企業なんていう物自体がないはずだ。一つの企業に勤め上げる人は少なくなってきて、転職が増えてきている時代に、安定しているからという理由で就職先を決めるような状況は良いことなのだろうか?

一昔前ならそれでも良かっただろう。しかしそのような考え方では労働者の多くが路頭に迷う可能性がある。地銀や山一證券は潰れることはないと思っていたが潰れたのだ。JALもそうだ。国だってどうなるかわからない。そんな時に1980年台の働き方を目指す若者を作ってよいのだろうか?

その答えは「No」であることは明らかだ。日本は確実に職業教育に失敗してきている。

昭和的労働に未来はあるか?

私は別に大学生を批判しているんではない。大学生は現在において、合理的な判断を下しているだけだ。それ以上に我々大人、そして職業教育における日本のシステムが失敗していることを批判しているのだ。

今後日本の未来を背負う若者に昭和的労働(=一つの会社に定年までつとめあげる)が正しいと言えるのだろうか?私は正しいとは思わない。いい・悪いは別としても一つの会社に勤め上げるのではなく、良い会社に転職していくために、自分自身の軸となるスキルを身につける、そのような労働のほうが良いのではないかと思っている。

その一つが下記の記事だ。

note.mu

自社の宣伝も欠かしていないが、靴職人として神戸のど真ん中、地方都市で靴職人をされている方々が映し出されている。そう、彼らは靴職人として神戸だろうが大阪だろうが、それこそベトナムだってアメリカだってやっていけるスキルを身につけているのだ。こういったポータブルなスキルは若いうちからだって学べるはずだ。

翻って大学に通って卒業した若者を見てみよう、彼らになにかポータブルなスキルはあるだろうか?コミュニケーションが得意な人はいいだろう、営業はどこでもできるしマネージャーになることもできる。しかしそうではない、普通の人はどうすればいいのだろうか?大学を出た彼らは、一つの会社を勤め上げる道以外、選べないのだ。

これはもう完全に職業教育の失敗であるとしか言えない。彼らが高校生の時に職人としての力をつけておけば、彼らが大学の時に職業訓練を2年間受けていれば、事務職を目指さなくても良かったのだ。彼らは日本の失敗した職業教育の犠牲者になってしまったのではなかろうか。

昭和的・平成的労働からの脱却を

平成ももう終わろうという時代でも、若者が平成的・昭和的な労働価値観を持っているというのは良いことなのだろうか。一つの会社に勤め上げ、特別なスキルももたず、「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」を求めてさまよう若者を生んだことは正しいのだろうか。

今年35歳になる私も、若者の今後を背負う人間でもある。どのみちを若者に勧めるべきか、考えねばならない。

なぜサッカー協会はこんなにも監督へのリスペクトがないのか

ホントサッカー協会というのはどうしようもねーなと思わせるのが、また監督問題で出てきた。ワールドカップで戦ったチームが帰ってくる前に、次の監督に関する話が漏れてきた。

news.livedoor.com

いやね、たとえこれが本当だったとしてもそれはサッカー協会は必死に火消しに回るべきだよ。今の時点、戦ってきたチームが帰ってくる前に発表するなんて、選手にも監督にも全くリスペクトがない。敬意を払うということを知らんのか、この協会は。

確かに西野さんは今回ベスト16で終わって、目標を果たせなかった。その責任はある。しかし西野さんの責任の前に、ベスト8を目指してアギーレ呼んできて失敗して、その後ハリル呼んで勝手にクビにして、直前に西野さんにお願いしたわけだ。

明らかに監督のせいというよりも、協会側が右往左往していることのほうが大きい影響を与えているだろう。断言してもいいが、ベスト8になれなかったのは監督のせいでも選手のせいでもない、サッカー協会のせいだ

こんな選手にも監督にもリスペクトがない協会の下で強いチームが作れるわけがない。ベスト8を目指すなら、監督や選手・戦術をいじる前にサッカー協会の体制を大幅に刷新すべき。

本当にワールドカップベスト8が目標なら、勝つためになんでもできるでしょ?ポーランド戦で批判を浴びながらもボール回しに徹するように。もし自分たちに甘い事するなら、結局ベスト8なんてお題目で協会幹部は自分たちのほうがカワイイっていうことになるんじゃないの?

もうこういうリスペクトがないの、ほんとに嫌い。

忖度ジャパンもベスト16ももうお腹いっぱいです。

というわけで日本代表のサッカーワールドカップはベスト16で終わった。寝不足の人をたくさん生んだ見返りは「感動をありがとう」だそうだ。まあ確かに頑張っている姿に感動はする。しかし振り返って考えてみれば、日本の目標は「ベスト8進出」だったはずだ。

過去ベスト16には2度進出している。日韓ワールドカップ、そして南アフリカワールドカップだ。1998年から常連でワールドカップに出ているのだが、予選敗退とベスト16を繰り返している。20年、同じことを繰り返しやっている。

20年がサッカーに置いて短いか長いかはわからない。98年から数えて6回目の出場となるわけだが、ナイジェリアも6回出てベスト16が最高成績、コロンビアは今回まだわからないが、ベスト8まで進出している。ポルトガルも6回出場していて1966年に3位、2006年に4位になってからは、ベスト16とグループリーグ敗退を繰り返している。

今回もポルトガルはダメだったし、アフリカ勢は軒並み予選敗退だった。予選を勝ち抜くのも難しいし、ベスト8になるのも難しい。それはわかっている。しかしベスト8になるという目標を立てたのなら、どうやってベスト8になるのかを今後4年間模索しなければならない。

少なくとも西野監督は「何が違うんでしょうね」と試合終了後の会見で語っていたように、ベスト8に進むための確固たる答えというのを持っていない。ハリルホジッチが持っていたかどうかはわからない。今後はこの「ベスト8に行くための答え」を探す必要がある。

「感動をありがとう」もいいが、明日にはもうベスト8に行くための方法を探しだしてほしい。それは西野監督と行うのか、それとも他の監督と行うのかわからないが。ワールドカップが終わるたびに「感動をありがとう」で締めくくっていたら、いつまでたってもベスト8に行くことはできない。

我々ファンもそろそろ厳しい目を持たないといけないのだろう。

システムエンジニアを多重請負で調達するのは合理的な理由があるから

法的にも多重派遣は禁止されているけれども、まだまだ業界として下請けの下請けを使うというのが当たり前のようになっているのがシステム系の業界だ。システムエンジニアプログラマと言った人たちは元請けで入っている人は少ない。

例えば大手企業のSIerと言われる職種はたくさんの企業から、いろいろな人が入ってきている。中堅企業でも、システムエンジニアが元請け・二次請け・三次請けと派遣や請負企業が入っている。簡単に図解するとこのような感じだ。

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(*すいません、元請け・二次請け・三次請けの順番が逆でした。)

まぁこれだけ中に多くの企業が入っていると、当然中抜き・ピンハネと呼ばれる行為が行われている。1社5万円かもしれないし、元請けの方は10万円20万円抜いているかもしれない。ちなみに知り合いの会社は1人100万円で派遣する場合、35万円を会社がもらっていると言っていた。

なぜ下請けが多重構造になるのか?

働く側からしたら「なぜ多重下請けになるんだ!ピンハネしすぎだろ!」と思うのは当然だ。しかし今のシステム業界では多重構造が適しているし、なによりこの多重下請け構造に代わる方法が出てこない限りは構造は変わらないだろう。

下記にその図を書いたので見ていただければわかるだろう。

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いわゆる「ネズミ講」や「ネットワークビジネス」と同じような図になっているが、多くの下請けがいることで、派遣先の企業というのは2つのメリットがある。

1つ目のネットワークというのは多く下請けを持っていたほうが、元請けの企業も多くの人材を企業に派遣することができる。仮に元請けは二次請け10社と契約があり、その企業がそれぞれ10社の三次請けとのネットワークがあるとしよう。それぞれの企業が20人の人材を抱えているとすると、元請けは2000人以上のエンジニアを調達する力がある

これは下請けネットワークがあるからこそできることだ。例えばみずほ銀行のシステム改修など、何千・何万人のシステム人材が必要なプロジェクトの場合は特に人材をいかに手当するかが課題となる。そうなると、やはり下請けでのネットワークで見つけるほうが楽であり、早いのだ。

もし下請け構造がなければ、銀行システムの改修などの大きなプロジェクトの場合、直接元請けが数千人を探してこなければならない。それだけの労力をかけることは今の時点では難しいだろう。そしてこれはリスクヘッジにもつながる。

一つの企業が1000人・2000人と言った膨大なエンジニアを抱えているとした場合、1社が何かしらの問題があり、契約が切れた場合には一気に人材不足の陥る。それが10人20人単位であれば、他の企業でカバーできるようになるだろう。

また元請け企業としても1000人・2000人のシステム人材を抱えるのはリスクは大きいし、契約も煩雑になり、管理も大変になる。だから元請け企業も下請け構造を維持し、下請け企業を多く持つ方が楽なのだ。

下請けに代わる人材調達方法の提案を

というわけで、企業というかビジネスを進める上で下請構造というのは非常に利便性が高い。「ピンハネやめろ!」というのはわかるが、ピンハネするのはそれだけの理由・メリットがあるのだから正当性がある。

もし労働者側がピンハネをやめてほしいというのであれば、直接企業と雇用契約を結ぶことが、下請けでの企業調達よりも楽である・得であるという状況を作らなければならない。でなければ、企業側がこの下請構造を手放すとは思えない。

労働者側が新たな人材調達・リスクヘッジの方法を提示しない限り、企業側は動かないだろう。数十年後、私が死んでも下請構造は続くことになる。

あなたの給料は約30万円から上がらない、出世できない限りは

私の友人が教えてくれたのだが、昇給が35歳でストップするらしい。それ以上に給料を稼ごうと思うと、後は昇進して役職手当をもらうしかないようだ。まぁ35歳で昇給ストップって早い方かもしれないが、一応全国区の大手でこれだから、中小企業や中堅企業でもこのくらいだろう。

大学卒業後に35歳で昇給がストップした場合、それが60歳まで続くとなると絶望してしまう人も多いだろう。50歳になっても給与が30万円、手取り25万円弱といったところだ。親世代とは全然違う給与になってしまった。

給与計算をしてみたらこんな感じ

22歳に大学を卒業し、そこから年間1万円の昇給を続けた場合を考えてみよう。初任給20万円とした場合、35歳には33万円になっている。ネットにあった給与計算のサイトを使って、計算してみたが下記のような感じだ。

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おおよそ手取りで28万円程度になる。これが18万円スタートだと26万円程度に下がる。手取りで30万円に行くことは、出世しなければ手が届かないということになる。

もちろん35歳で定期昇給がストップする友人の会社のようなところもあれば、50歳まで定期昇給し続けるところもある。大企業で業績がよければそういうこともあるだろう。中小企業や中堅企業に務める人たちにしてみれば、このくらいの金額が現実的というところだろう。

手取りを増やすなら副業か転職を

「手取り30万40万稼ぎたいんだ!」という人は2つの方法がある。一つは副業で土日祝日の休みの日を削って副業で稼ぐという方法だ。この方法なら5~8万円程度稼ぐことができるだろう。そうすれば手取り30万円に届く。

副業が禁止されている企業に勤めているというのであれば、転職をするのが良いだろう。仕事には値段がついていて、より高い値段のついている仕事に転職をするのがよい。ちなみに職種別の給与については下記が参考になるだろう。

toyokeizai.net例えば介護福祉士として働いているとしよう。福祉施設介護職は106位で年収329.7万円。ここから上に上がろうとするのであれば、個人教師、塾・予備校講師(91位、361.9万円)、プログラマー(65位、416.1万円)、営業用大型貨物自動車運転者(47位、454.0万円)などに転職するのが良いだろう。

もしくは同じ職種でもより規模の大きい企業、もしくは東京などの人不足・給与のベースが高い地域で就職するのも良いだろう。

1983年世代が生き残るために

結局、もう一つの会社に正社員でいたら安泰という時代ではないし、正社員だったとしてもだいたい30万円前後の総額月給しかもらえないのが当たり前の時代になったのだ。であれば、我々がやらなければいけないのは「個別最適で生き残る」ことだ。

周りのことなど気にしてはいけない、自分自身や家族が生き残ることを考えるべきだ。ロスジェネ世代は苦しい世代としてよく語られるが、その下の世代も将来が明るいか?というとそうでもない。明るくない将来を少しでも明るくするために、頑張ろう。

殺人容疑者とあなたは全く似ても似つかない

hagexさんが刺殺された件は大きくネットニュースでも取り上げられた。おそらくはてブ等を使ったことがない多くの人にとって見れば「hagexって誰よ?」というような感じだろう。

今回この事件を起こした容疑者に対し、共鳴するような人たちが出てきた。下記の増田などがまさにそうだ。

anond.hatelabo.jp

自分が同じような事件を起こすかもしれない、ということで書かれているのだろうが、これを書いた増田はまったく容疑者とは違うということをわかるべきだ。

思うことと実行することには大きな溝がある

当たり前といえば当たり前なのだが、思うことと実行することには大きな差がある。「こいつムカつくな、死ねばいいのに」と思うのは誰しもが人生で何度も思うものだ。私だって考えたことはある。ただ、それを実行に移すことはまずない。イラッと来て殴ることもないし、ましてや相手を殺すなんてことはしない。

おそらく容疑者と同じような道を歩んできた人は少なくないだろう。40代前半で氷河期世代、貧乏くじを引いた世代だ。引きこもり支援の「淡路プラッツ」で話を聞いたが、最近では学生は少なく、20代~40代の引きこもりが多いそうだ。

淡路プラッツ | 不登校・ひきこもりの人のための居場所

さらに増田のようにいじめられてきたという過去を持つ人も少なくなだろう。だが、そういった人が全員殺人を犯すのだろうか?大きな犯罪を犯すのだろうか?同じ属性だからって、全員が犯罪予備軍と言えるのだろうか?

それは全く違う。同じ属性だったからと言って、実行するのはごくごく一握りの人間だけだ。この増田を書いた人間も、殺人事件を起こしていないのだから容疑者と同じではない。行動を自制する事ができているのだから。

 

低能先生と呼ばれた容疑者には私も何度かidコールを受けたことがある。いい気分ではなかった。同じようなことを増田ができるだろうか?複数のアカウントを何度も作り続け、idコールを何度も行い、そして殺人を犯す。できるわけがない。

だから容疑者の背景に自分を重ねるのはやめるべきだ。あなたはあなたでしかないし、あなたは殺人を犯すことはないのだから。

【映画】ワンダー 君は太陽ー目から汗が止まらないのは夏のせいか

wonder-movie.jp

主人公のオギーは小学校に通っていなかった。なぜなら生まれてから何度も手術を繰り返し、顔に傷があり変形しているからだ。自宅学習を続けてきたが、今後の事も考え学校に行くことになった。

そんなオギーを取り巻く人々、それぞれの物語だ。主人公が太陽でその周りにいくつもの惑星であるサブキャラクターがいる。そしてそのサブキャラクターにも、それぞれ人生があるのだ。

正しいことより親切なことを選べ

何度か人生の指針・格言が映画内に出てくる。見出しの「正しいことより親切なことを選べ」も出てくる格言の一つだ。まさに映画を象徴する格言ではなかろうか。

一般的には正しいことを行うのが良いとされる。しかし正しいことが必ずしも相手にとって親切であるとは限らない。生活保護の書類に不備があれば申請を通さず突き返す、これは正しい行為かもしれない。しかし親切な行為ではないだろう。

オギーの周りにいる子どもたち・大人たちも正しいことよりも親切なことを選ぶことが何度かある。例えばオギーと仲良くなり親友となった男の子もその一人だ。彼も正しくない行為をしたことにより罰則を受ける。でも、罰則を受けても親切なことは、後々実を結ぶ。

これは人生の真理ではなかろうか。正しいことは確かに正しい、しかし親切であることは正しいことよりも大事なことがあるのだ。

アメリカンモンスターペアレント

もう一つ印象に残ったのはモンスターペアレントである。学校にとってのモンスターペアレントでもあるのだが、それ以上に子供にとっても悪い影響を与えると思える大人だった。

子供は両親にくっついていなければ生きていけない。両親の言うことを聞かなければいけないということはあるにせよ、両親の選ぶ選択肢が必ずしも子供にとってベストとは限らない。

映画の終盤で出てくるシーンだが、なんとかならないものかと胸が苦しくなった。

 

最近、目から汗が出ていないという人は、サウナ代わりにデトックスするのもいいかと思います。