ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

自分の好きなことってわかりにくいし、そもそも変わっていくもの

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私は今年36歳なので、エラソーなことは言えないんだけれども、確かに最も良い判断をするのはなかなか難しいなという感じです。

自分の人生なんだから、自分の好きなように決めていい。

 

自分の好きなようにってのが、一体なんなのか・・・

 

他の仕事に転職することなのか、起業することなのか。

 

友達もそれほど多くもなく、転職や起業した知り合いもいないので、実際のところどうなのか。

そう、この自分の好きなようにってのが確かに難しい。そもそも自分の好きなことってなんなのか?ここがわかりにくい。特に仕事に追われて精神的に余裕のないときは、家に帰って体を休めること、ストレスを発散させることを第一に考えるもの。だから休日に「好きなこと」ができているわけじゃない。

好きなことなんて一つじゃないし変わっていく

ただ、一つ私も経験上「あ、そのとおりだな」って思ったのが、アリー/スター誕生にでてきたセリフだ。

船に乗っているときにちょっとだけと立ち寄った港に、数日、数ヶ月、数年居座ってしまった。しかしそれが今までで一番心地が良い、そんなときは身を委ねるのも大事じゃないか。

t-matsumoto.hatenablog.com

数年前までは結婚なんて、考えることはあんまりなかった。したいなー、くらいのノホホンとした考えしかなかったが、今は自分のパートナーと結婚して幸せな家庭を築くこと、これが一番だと考えるようになった。

それまではパートナーに出会うまで、自分でやりたい仕事をいくつか考えて、それをやっていく、そのことばかり考えていた。で、名を馳せるではないけれども、ビジネスで成功して社会貢献につなげる、というようなことを考えていた。

結局、自分にとって大事なことはビジネスでの成功・社会貢献というところから、今はパートナーと幸せな家庭を築くためというものに変わった。大事だと思ったことが、人生の出会いや経験によって、変わっていったのだ。

つまり、今大事なものや大切なものがないというのは別におかしなことでもないというわけだし、一つだけに決めてしまう必要はないということではないだろうか。少なくとも、私は昔と同じものが大事なもの・好きなもの・大切なものというわけではなく、変わっていった。

これが参考になるのかはわからないが、柔軟に考えるのがいいんじゃないでしょうかね?ということです。

 

労働生産性が低い人は高い職場・業種へ転職できるのか?

togetter.com

労働生産性が日本は低いということが話題になっている。元々、日本は一人あたりのGDPが低いと言われていたので、今になって問題とされているというよりも、前々から言われていたというのが正しいだろう。ちなみに日本の一人あたりGDPは2017年に世界で25位、38,448ドルとなっている。

労働生産性でいろいろな人が話しているが、経営者も従業員もレベルが低いことではないだろうか?

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労働生産性が低い人は高い職場・業種へ転職できるのか?

労働生産性の定義

そもそも労働生産性とはなにか?下記のサイトから引用してみる。

生産過程における労働の効率のこと。生みだされた生産額を投下した労働の量で割った値、すなわち労働者1人1時間あたりの生産額で示される。

kotobank.jp

つまり労働者一人1時間あたりにどれだけの金額になるものが生産されたか?ということだ。例えば同じGDPでも、労働者の総数が少なければ労働生産性は高くなるし、労働者の総数が同じでも、生み出す価値が高くなれば労働生産性は高くなる。よくビジネスでは「数量×単価」という単純な計算がされるが、労働生産性の場合は下記のように簡単に定義できるだろう。

労働人口×生み出した価値

といえるだろう。

労働生産性を上げるための方法

すなわち労働生産性を上げるために必要なことは下記の2つだ。

  • 労働人口を減少させる
  • 生み出す価値を上げる

日本は人件費を増やすより、先にやることがあるでも書いたが、日本の労働者数はどんどん減っている。「1995年:8762万人」⇒「2018年:7484万3915人」なので、生み出す価値が変わらなければ、労働者人口が減っていくことで労働生産性は上がっていくはずだ。

もちろん生み出す価値を同じにする、というのはなかなか難しい。リストラをしたら必ず売上高は縮小する。そのため、労働人口を減らして同じ価値を生み出すというのは難しいだろう。設備投資や新しいシステムを導入するなどが必要で、まさに経営者が今取り組んでいるのがこの部分だ。

人手不足で採用が難しい、人が少ない中でいかに売上を上げて利益を残すか?ということを考えると、システム化、機械・IT・デジタル化を行う必要がある。多くの企業で検討され、実行されつつある。

あなたはGAFAで働けますか?

一方で生み出す価値を上げるという意味では一人一人の労働者の質が大事になってくる。例えばだが、高収益を誇るGAFAの社員1人と、中小企業のSE・PGのどちらが高い価値を生み出しているだろうか?同じ作業をしたとしても、GAFAの従業員のほうが圧倒的に高い価値を生み出している。だからこそ報酬・給料も高い。

GAFAはビジネスモデルとしても高収益を残せる仕組みを作り出しているが、その分従業員へ求めるレベルも高い。東大・京大当たり前の学歴、技術も自分で学んで身につけられる地頭の良さも持ち、そして組織でのコミュニケーションもしっかり行える。スーパーマンのような人材が多くいるのだ

GAFAは世界でも特殊かもしれないが、もっと卑近な例を考えればトヨタ・ホンダといった自動車会社に、町工場の労働者が就職できるだけのスキルがある人がどれだけいるだろうか?スキルがあるなら、トヨタ・ホンダといった高収益で報酬・給料も高い職場を選ばない理由はないだろう。

ただ、日本は労働者は優秀とよく言われる。確かに日本の労働者は優秀だと思うが、その優秀は中間レベルでの優秀ということだろう。GAFAトヨタ、最近だとサムスンやファーウェイなどの世界トップ企業で働ける「超優秀レベル」の人は少ないのではないだろうか

国としての対策と個人としての対策

日本という国としての対策では、高付加価値を生み出す世界的な企業に就職できるだけの人材を作る必要がある。超優秀な人材を生み出し、日本で住んで日本の企業に就職してもらえるような仕組みが必要だ。今は超優秀な人材を排出しても、日本の企業には受け皿がほとんどないから海外へ流出してしまうだろう。

こういった国としての対策は政治家や官僚の方々が考えるとして、我々個人が考えないといけないことは、より報酬の高い企業に移るにはどうすべきか?ということだ。企業経営者に「たくさん金をよこせ!」とか言っても意味がない。

そして「経営者はもっとたくさん給料を払える仕組みを作るべき」という主張もまた、的外れだ。経営者がたくさん給料を払える仕組みを作れば、それに伴い従業員へ求められるレベルも上がるGAFAと同じだけの給与がほしければ、GAFAの従業員と同じスキルが求められるのだ。

なので、我々個人はより報酬の高い企業に移るために、スキルを身につける・経験を積むということを考えないといけないのだ。

経営者も労働者もレベルアップが必要

結局、経営者も労働者もレベルアップする必要がある。経営者がより高収益の企業を作り、それに必要なスキルを持った労働者が入ってきたら、労働生産性は上がっていくだろう。逆に労働者だけがレベルアップすれば、既に労働生産性が高いGAFAのような企業に流出するだろうし、経営者だけがレベルアップしたら、従業員が採用できずに倒産するだろう。

両方のレベルアップがなければ日本の労働生産性は上がらないだろう。

【感想文】かなり読みやすく具体的な工夫がすぐにできる

伝え方が9割

伝え方が9割

 

話題になっている本書、今になって読んだけれども確かに話題になってもおかしくないなというような印象を受けた。文字数も少ないし、わかりやすく書かれているからだ。

コピーライターである著者は伝え方を変えるだけで断られることが減り、受け入れられることが増えるというものである。もちろん、これは統計的に考えられているものではなく著者の経験によるものだ。なので確実ではないし、複雑系の世の中で言葉だけが影響しているとも言えない。

しかしそれでも、言葉を工夫するだけで受け入れられる可能性が高まるなら、低コストだ。

言葉は誰のために発するか?

本書で最も大事なことは、おそらく「言葉は誰のためのものか?」ということではなかろうかと思う。つまり、言葉は自分のものではなく相手のものである、という前提が必要ということだ。相手の気持や立場に合わせて、言葉を選ばなければならない。むしろ相手にどうインパクトを残すか?などを考えなければならない。

多くの場合、言葉を発するときには自分のために発することが多い。しかし、相手のことを考えて発した言葉の場合はかなりの確率で受け入れられるようになる、というのが本書の主張だ。確かに、気持ち的にもそういう事がありうるだろうと考えられる。

例えばよくあるパターンだが、最初に感謝を伝えることで受け入れてもらいやすくするというものだ。営業でも「失礼しました」や「すいませんでした」ということを言わず、「ありがとうございます」に変換することで良い方向に向くことが多い、とされている。

おそらくそれはどの場面でも同じなのだろう。

 

本書はさほど難しくないし、1時間程度で読み終えるくらいのボリュームなので、本を読むのが苦手な人にもおすすめできる。また、シリーズでは漫画で読むパターンのものもあるので、活字が苦手な方は漫画で読んでみてもいいだろう。

まんがでわかる 伝え方が9割

まんがでわかる 伝え方が9割

 

【感想文】確かに、100円均一のレベルは上がった気がする

百円の男 ダイソー矢野博丈

百円の男 ダイソー矢野博丈

 

子どもの頃、近くのスーパーでよく100円セールをしていた。まぁ100円セールで帰るものといえばハサミとかスプーンとか食器とか、そういうものだった。あんまり商品数も多くないし、必要なものがあれば買うくらいのものだった。

それが今やダイソーを筆頭に100円ショップで買えるものが非常に多くなった。引っ越しして、最初に行くところはダイソーで、必要なものは低コストで揃えられるような時代になった。

不運の連続から奇跡の成長を遂げたダイソー

今やダイソーといえば100円ショップのトップであり、多くの人が知っている企業だ。しかし、創業者の矢野さんは順風満帆な人生を過ごしてきたわけではない。

例えばダイソーの前に養殖業を行っていたのだが、全然うまく行かず大赤字になってしまい夜逃げしている。東京に家族で夜逃げしてくるとき、奥さんの支えが励みになったという。

またダイソーがうまくいきだし、100円市をスーパーの店頭などで行っている時代、放火にあってしまった。在庫も事務所も燃えてしまって、再起不能な状態だったそうだ。しかしそこから矢野さんと親族、そして多くの人の力を借りて再度復活したのだそうだ。

このように矢野さんは今やすごい人になっているが、順風満帆ではなかった。今、人生で不運な状況に直面している人もいるだろう。私も困難な状況に今はあると感じている。しかしそんな時に矢野さんの状況を見ると、短期間で解決しようとしないほうがいいのではないかと思う。

ダイソーが大きくなったのも1ヶ月2ヶ月のことではない。何十年もかけて、今の地位にあるわけだ。であれば、困難な状況も1年2年3年とかけて、克服していくべきなのではないか?矢野さんの姿勢を見ると、そんなふうに感じる。

海外展開してるの、知ってました?

ダイソーは国内はもとより、海外展開も積極的に行っている。アメリカ・カナダ・オマーンサウジアラビアインドネシア・中国…その他にも、多くの国でダイソーは展開をしている。

海外展開をする場合も基本的な原則は一緒で100円の高級品を売る、ということだけは曲げずに商品力で勝負しているようだ。もちろん現地のルールや文化に従い、2ドルショップなども多いようだが、それでも「こんなものがこの値段で!」という質にはこだわっているようだ。

おそらく商売の本質なのだと思う。仕入れて売る、その時に差額が利益になるが、その利益を小さくすればするほど、良いものが仕入れる。そしてお客さんは良いものを欲しがる。結果的に、薄利多売にしていくことこそ、多くのお客さんに支持されていくということなのだろう。

100円で販売して50円の利益を取るか、100円で販売して1円の利益を取るか。多くの人は前者を選ぶが、100円ショップは後者を選べた矢野さん、ダイソーが勝った。ビジネスというのは奥深い。

百円の男 ダイソー矢野博丈

百円の男 ダイソー矢野博丈

 

【映画】ボクのワンダフルライフ 泣ける・感動できる・犬かわいい

www.amazon.co.jp

犬を主人公にした映画で、生まれては死んで生まれ変わるというのを繰り返す。何回も死んじゃうので、すごく悲しくなるのだがエンディングや見終わった後は心地よく終われる。アマゾンプライムビデオで見られるので、アマゾン会員方はぜひどうぞ。

犬が生きる意味って?

何度も生まれ変わるわけで、いろんな犬が出てくる。犬好きにはたまらない。いろいろな犬がいるのだが、犬の生きる意味とはなんだろうか?なぜ人間と一緒に生きるのだろうか?犬は人間と一緒にいて、楽しいのだろうか?実際、犬と意思疎通できるわけではないので、本音のところはわからない。

ただ、やはりいろいろな人生を経験して、楽しいものもあれば楽しくないものも会ったようだ。犬として楽しんでいた人生もあれば、そうではない人生もある。その中でも「この人と一緒にいたい」と思ってもらえる、そんな関係が最も良いのだろう。

つまり犬が生きる意味というのは人間との関係性の中で作られるのだろう。そして犬が最も良い人生だったと思ってもらえるよう、人間はしっかりと関係を築かないといけない。虐待などはもってのほかだ。そういう意味では教育にもいい映画と言えるだろう。

ぜひ犬好きの人は見てほしい。

【映画】ボヘミアン・ラプソディ 音楽の力と生きる意味

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遅ればせながら見に行った、ボヘミアン・ラプソディ。大変高い評価を得ている映画ではあるけれども、隣りに座っていた若いカップルは眠そうにあくびを何回もしていた(笑)たぶん、年代によって評価が分かれるのかもしれない。

私としては面白い映画だったが、個人的にそこまで感動はしなかった。知らない歌も多かったからかもしれない。アリーやグレイテストショーマンのほうが個人的には良かったかなと思う。

t-matsumoto.hatenablog.com

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音楽の力はすごい

ボヘミアン・ラプソディはクイーンの音楽で、否定的な評価を受けたシングル音楽だったそうだ。映画のシーンでもあったが、クイーンとしての姿勢を示す意味もあったのだろう。後世になり、この曲はまた評価されたそうだ。まるで絵画作品のような評価のされ方から、それだけアーティスティックな作品だったのだろう。

フレディ・マーキュリーは昔から結構破天荒なタイプだったようだ。若い頃から自分の好きなように生き、父親からも注意されて生きてきた人のようだ。それ故に今までにない音楽を作り出すことができたのだろう。

私でも知っているウィー・ウィル・ロック・ユーは観客に演奏させるという意図が会った、そう紹介されている。ライブでそのような観客と一体になって演奏するというのは、かなり気持ちよさそうだなとは思った。こういう考え方も、クイーンならではだったのだろう。

最後のライブエイドのシーンはずっと音楽が続くわけだが、やっぱりここでも観客とクイーンの一体感はすごかった。We are the Championなんてほんとにいいなぁと思ったし、あそこにいたら感動するだろうなと感じた。日本語訳を見て改めていい曲だなぁ、名曲なんだなぁと感じた。一緒になって応援する上映もあるそうだが、確かにあの観客の一人となって見たいと思う人は多いだろうなと思う。

 

クイーンを知っていて、クイーンの曲を数曲知っている人なら楽しめる映画だと思う。

クレジットカードを小規模店舗が導入しないのは客層が違うから

確かにクレジットカードを導入すれば売上がアップする業種は少なくない。例えばネットショッピングなんて現金振込や代引きだけでは弱い。クレジットカードがなければ大きく売上を落とすだろう。高級レストランなどもクレジットカードがあったほうがいい。大きな支払いを現金でするお金持ちは少ないのだから。

しかし小規模店舗でクレジットカードが使えると、売上が目に見えて上がるかというと疑問だ。そもそもそういう話は聞いたことがないし、売上が増えるならこぞって取り入れる。なぜなら中小零細企業は基本的に売上至上主義の方がほとんどだからだ。

海外も現金払いは結構多い

下記は日本がキャッシュレス化を推進するために、海外のキャッシュレスの状況を分析した資料だ。韓国はかなり高いが、アメリカは46%と実は半分以下なのだ。カナダやシンガポールなども比率は高いが、それでも30%から40%は現金を利用しているわけだ。(参考:キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識

海外のキャッシュレス比率の比較

日本のキャッシュレス比率は他と比べても低いのはそのとおりだが、だからといって世界ではキャッシュレスが当たり前ではなく、現金と併用されていると考えるのが正しい認識と言えるだろう

よくよく考えてみると、アメリカの映画やドラマを見ていればクレジットカードを使うシーンもあるが、パブやクラブのシーンでは小銭や紙幣で支払っていることも多い。現金でのやり取りは海外でも少なくないのは映画を見てもわかるだろう。

クレジットカードを導入して、売上があがるか?

さて、小規模な店舗の場合を考えてみたい。小規模な店舗、例えば1店舗で小売を行っているような場合、クレジットカードを導入することで売上があがるのだろうか?

例えばおばあちゃんがやっているタバコ屋がクレジットカードやキャッシュレス決済を行った場合はどうだろうか?たこ焼きや今川焼きを作って、子どもや地域の人達に販売しているお店の場合はどうだろうか?

おそらくこれらの仕事でキャッシュレス化をしたら売上がアップする!と主張する人はほとんどいないだろう。なぜならこういった店舗で購入する客層がクレジットカードやQRコード決済などを使うのが想像できないからだ。小銭か1000円札で支払うのが容易に想像できると思う。

逆に1万円以上するような洋服を近所のマダムに販売している店ではどうだろうか?おそらくクレジットカードがあると、買い物をしやすくなるので売上が増加する可能性は高い。高級サプリメントを販売しているお店、高級なマッサージ・エステなどのお店も上がる可能性はあるだろう。

また海外の人たちが多く訪れるお店もキャッシュレス化することで売上が上がる可能性はある。日本円を持っていない場合にキャッシュレスで購入・利用できるようにすれば、海外の方々の客数がアップする可能性はある。

客層や事業規模によって効果は変わる

結局、クレジットカードを入れたら確実に売上が上がる!というわけではない。とはいえ顧客の利便性は向上するわけだから、そのために導入するのはアリだろう。今はスクエアやコイニーなど、簡単に導入できるものが多いし、支払いサイクルも早いので、導入のハードルは低くない。

とりあえずやってみる、というのも一つの方法ではないかと思うが、確実に売上が上がる!とは言えないので、なかなか事業者の腰が重いのかもしれない。

【感想文】アドテクに関わる人は絶対に読むべき書

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで

 

いやー、アドテクノロジーはおもしろいね。個人的にほんとにアドテクが好きで、いろんな数字を見たり、いろんな人の動きを見ると「あー、すげー!そうなんだー!」なんて思うわけで。

広告の技術という意味でアドテクというわけだけど、どこまでをアドテクというか?というと難しい。本書ではアトリビューション、つまりユーザーが最初に接触してから購入するまでという長い道のりも含め、アドテクとしている。

何がどれだけ売上に貢献したの?

今や広告は4大マス広告だけでなく、ネット広告もあり、ネット広告もかなり多様化している。検索連動型広告だけでなく、アドネットワークもあればSNS広告もあるし動画広告もある。そういった広告がどれがどれだけ売上に貢献したのか、わかるだろうか。

例えば最初にテレビCMを見て、そのブランド名を覚えてインターネットで調べ、そこで購入につながったとしよう。この場合、売上に何がどのくらい貢献したのだろうか?キーワードで上位表示させるSEO対策がどのくらい貢献したのか、想起させたテレビCMはどのくらい貢献したのだろうか。

そういった広告を細かく評価していくために、アトリビューションという考え方が使われている。アトリビューションはアドテクと言えるかは直接的には難しいが、これがなければ、広告を正しく評価することはできない。広告だけでなく、他のプロモーション等も評価が難しくなる。

というように、今やどの広告がどのくらい何に貢献したかというのを細かく測定する時代になったのだ。アドテクは人間の動きを細かく分析するようになったのだ。

アドテクの世界に進む方、募集中

それ以外にも今やECサイトでは見逃すことができないデータフィード広告や基本的なネット広告に関する考え方などについても書かれていて、非常に読みやすい。最後にある対談はアドテクに関わる人達のキャリアを考える上で、非常に重要だ。

少しでもインターネット広告やリアルでのプロモーションに関わっているという人は読んだほうがいいだろう。

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで

ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで