ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

【感想文】イライラ・ムカムカ怒っている人は軸を持とう

許す選択肢

許す選択肢

 

私の知り合いが本を出すっていうことで、本を買ってパーティーに来てくれってことだったので、先日行ってきた。まぁどっちかって言うと自己啓発とかスピリチュアルとか占いとか、そっち系の人が多いパーティーなので私の仕事には直結しないだろう。とは言え、遊びはまた別ですわな(笑)

さて、この本はアンガーマネジメントの一種と思っていい。それをさらに身近な例を用いて書いている。内容は新書の半分くらいの量なので読みやすい。値段が高いので、知人じゃなければ買ってない(笑)

許せる範囲・許せない範囲というのが人にはある

皆さんはどういう軸を持っているだろうか。人生を生きる上での軸だ。金をたくさん稼ぐという人もいれば、一人の愛する人を守るっていうのもある。友達がたくさんで楽しいとかそういうのもあるだろう。

私にもそういった軸がある。守るべき物・大切なものランキングと言っていいだろう。そのランキングはこんな感じだ。

  1. 家族
  2. 友達
  3. お金・仕事・社会貢献

実際、こういう軸をしっかり持っていると判断も素早いし、許せる範囲も広くなる。例えば、これからの「正義」の話をしよう で有名なマイケル・サンデル教授の事例で下記のようなものがある。

あなたは電車の運転手。進む先には5人の作業員がいて、真っ直ぐ進むと5人共轢き殺してしまうだろう。しかし脇道の線路に反れることもできるが、その場合は1人の作業員を殺してしまう。さて、あなたはどちらを選ぶか?

こういう事例があるが、私は1人の人を轢き殺す方を選ぶだろう。これは合理的判断だ。しかしこの一人が私の家族や友達だった場合、5人の方を轢き殺す方を選ぶ。つまり私にとってはまったく知らない人の命よりも家族や友達の命は重いのだ。このような軸を持てば、意外に他のことではどうとでもよくなる。

家族(恋人含む)や友達のことを大事にするし、仕事よりも友達を大事にする。最近、カレー屋を間借りで行っている友人がいるが、彼のことを応援するのは私にとっては仕事よりも優先する。まぁさすがに前々から入っているアポを捨ててまでっていうのはしないけれども(笑)

逆に私は友人や家族が仕事よりも重要なので、仕事を発注してくれる人であっても、自分の友達や家族をバカにする人とは距離を置く。先日、そのようなことがあったので、仲良くさせてもらっていた仲間だとは思っていたが、距離を置かせてもらっている。これはもう俺のルールであり、他に通用するわけではないが。

「自分以外は他人である」

もう一つ、私の中ではメッセンジャーあいはらさんがよく言う「夫婦であっても他人」という言葉を重く受け止めている。この言葉を少し広げて「自分以外は全て他人」と言うような前提を必ず持った上で、人間関係を構築するようにしている。

他人ということは自分とは違うということだ。自分とは違うということは歩んできている人生も違うし、仕事も違うし、家庭も違う。なら考え方が違って当然、意見が違って当然というわけだ。そう考えると本当に楽になるだろう。

障害者福祉をやっていても同じだ。発達障害とかADHDうつ病と言っても人それぞれなのだ。「うつ病」と一口に言っても人それぞれまったく違う。それを一つの枠に当てはめて考えてはいけないのだ。他人は一人の人間であり、まったく他の人とも自分とも違う人なのだと考えるようにすれば、相手を理解できやすい。

まぁ私の考えが良いかどうかは別としても、イライラしている人は読んでみてもいいかもしれない。そういう人は許す選択肢を読んでみてほしい。

今こそ考えたいメディアの役割とは何か

ここ数ヶ月、大手マスコミがやたらと安倍政権バッシングをしている。加計と森友の話題ばかりを飛ばしており、あとは稲田元大臣に関する話題だ。まぁもちろん政権を監視するというのも大事な仕事だが、それでもファクトに基づかない疑惑だけでの追求というのは問題が多い。

それでもまだまだ新聞・テレビと言ったマスメディアを信用し、そこで疑惑があると言っているわけだから安倍政権は問題だという人もたくさんいる。結果的に安倍政権の支持率は下がり、内閣改造が現在行われている。

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朝日・毎日・読売は何をしたかったのか?

今回の問題ですごく気になるのはマスコミは一体何をしたかったのか?という点だ。

まず最初は読売だ。読売はなぜ前川さんの出会い系喫茶の報道をしたのか?おそらく政権の近くからリークしてもらったのだろう。事実でもあるが、週刊誌レベルのことをあえて新聞がすっぱ抜く必要があったのだろうか?前川さんの発言力を弱める意味も会ったのかもしれないが、メディアとしての役割とは到底思えない報道だ。

そして加計・森友問題をリードする朝日・毎日だが、彼らは確実に「打倒安倍政権」で動いているとしか見えない。しかもファクトではなくウワサだけで追求を続けている。加戸元愛媛県知事の話しはほとんど触れず、前川さんの話が真実であるという前提で追求を続けている姿勢からも、打倒安倍政権が垣間見える。打倒安倍政権は政権の監視の延長としてわからないでもないが、そのために証拠もない疑惑で追求するのがメディアの役割だろうか。

テレビに関しては更にひどく、視聴率さえとれたらなんだっていいのだろうか。稲田さんバッシング、安倍さんバッシングと続いている。安倍さんを持ち上げたり、現政権を持ち上げたら何か都合がわるいのか?と思うくらいだ。ワイドショーの酷さについてはアゴラで藤原さんが書かれているので、ぜひ読んでもらいたい。

agora-web.jp

今回の追求のような行為は個人ブログやゴシップサイトなら話は別だ。なぜなら賛否両論ある話はバランスよく報じなければならないなどと宣言していないからだ。テレビや新聞は自分たちで公平性のある報道が必要と言っている。かつ、テレビは電波が国から特別に与えられており、新聞も宅配という特殊な販売が許されており、ネットメディアや週刊誌とは立場が違う。

であれば今回の騒動における立ち居振る舞いは正しかったのであろうか。

メディアはどこから儲ければよい?

で、もう一つ議論があるのはメディアがどこから収益をあげるか?っていうところだと思う。

例えば現在の新聞は新聞配達の契約と広告で儲けている。そしてテレビは広告収入と自社のイベント(今、テレビ局でやっている夏休みイベント等)で儲けている。が、実際に利益を上げているのは不動産事業だったりする。ビルを持っているので、その家賃収入が多いのだ。

つまりメディア運営とは別の収益を持つという方法が一つある

二つ目が広告運営だけで行うパターンだ。ネットメディアなどはこれにあたる。私が参加しているアゴラなどもそうだし、キュレーションメディアと言われるメディアも同じだ。広告収入でと言うと簡単だが、実際広告だけでは厳しい。だからこそヨッピーさんはちゃんとした取材をするためのお金を記事広告と言うかたちで稼ぐということを表明している。

originalnews.nico

つまり広告費や記事広告だけで賄うというパターンが二つ目だ。

三つ目が会員収入だ。マイニュースジャパンが一番有名だが、有料のニュースを配信するかわりに、すべてを読めるのは有料会員だけというパターンだ。マイニュースジャパンくらいの規模なら良いのだろうが、有料会員を増やそうとすれば有料会員が喜ぶ記事を作ることになり、結果として偏っていかざるをえなくなる。

3つのパターン共に暴走する可能性がある

3つのパターンがあるがどれも一長一短がある。

例えば最初の不動産収入に頼るというものだが、不動産収入があってそっちで食っていけるので、新聞やテレビなどのメディア事業は収入が赤字でもいい。赤字でもいいので自由に書けるのはいいのだが、自由過ぎて暴走するのだ。それこそ読売のように政権に近くなったり、朝日・毎日のように必死になって安倍叩きをしたり。自分たちの「こうあるべきだ!」という考えが暴走してしまっている。

二つ目の広告パターンだとどうしても収入が弱くなる。ネットメディアは特に広告収入は単価が高くないため、売上も低くなる。結果的にやりたいことができず、それこそ自分たちの考える言論よりも、PVが取れるネタを優先しがちになる。キュレーションメディアがまさにそのような状況に陥った。フェイクニュースでもPVをとれたらいい、というような考えにもなるだろう。

三つ目の有料会員も安定した収入を得られるが、そもそも情報にお金を払おうという人は少数だ。会員制では多くの人に情報を届けることは出来ないし、有料会員が退会してしまうような記事を出せない。例えば脱原発な有料会員が多ければ脱原発の記事が多くなってしまうのも仕方ない。有料会員の方を向いてしまいがちだ。

というように、儲けの面から見るとどうしても3つのパターンともに暴走する可能性が出てくるのだ。

今後のメディアはどうあるべきか?

以上のような状況ではあるが、さてメディアはどうあるべきだろうか?

一つ解決策があるとしたらメディアとして偏向してしまうことだ。どんな政権だろうと全部叩く、というように現状から真反対のポジションをとるメディアになれば、一定数の有料会員を抱え、PVを稼ぐこともできて収入も安定するだろう。放送倫理・ジャーナリスト倫理など気にしないとしてしまえば解決だ。

しかしそれではおそらく多くのユーザーが離反する。メディアの役割、特にマスメディアである新聞・テレビへの国民の期待は「偏向した情報を流してほしい」ということ以外の部分にあるのだ。新聞の購読者はまったく増えずどんどん減っているわけだが、その分長く購読してくれる人向けの記事になってしまうのかもしれない。

もう一つは高い倫理観を持つことだ。私が投稿することがあるアゴラは正直大しても儲けはないらしい(笑)広告収入のみでやっているため、収入はカツカツだ。ただ、PVのために動いているわけではない。保守系のサイトではあるが、私や尾藤さんのようにボランティア系の話もあるし、リベラルな駒崎さんも転載してくれている。

つまりバランスよく、自分たちの倫理観を高くもって運営されること、これ大事になる。収益のためでもなく、メディアとして自分たちのあり方というのを追求し続けるということが大事になる。ビジネスとして、メディアとして、両立させるのが非常に難しいが、これがメディアの(とくにマスメディアの)求められる立場だろう。

別に朝日新聞毎日新聞、テレビがPVや収益に走ったり、自分たちの正義である打倒安倍政権に向かってもいい。それも一つのメディアのあり方だ。しかしそれならば「公平公正である」とは言うべきではない。今こそマスメディアは公平公正でいくのか、変更するのかを決めるべきだ。

アンガールズ田中をいじめから救ったのは…

ラジオ大好きな私だが、長年聞いているラジオの一つがバナナマンバナナムーンGOLDおぎやはぎのメガネびいきだ。中学校の頃は深夜ラジオでMBSヤングタウンやオレたちやってま~すなんかを聞いていた。はがきや封書を出して読んでもらったこともあるのでステッカーもいくつか持っている。

ラジオはテレビにはない本音を話すことが多い。そこで一つすごく感動した話しをご紹介しよう。それがアンガールズ田中さんの話しだ。

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いじめられっ子だったアンガールズ田中

田中さんは今でこそ人気者だが、それでもキモキャラとしてテレビに出ている。キモキャラだが頭もいいし、ほんとに嫌がっている女性のところを避けるなど気を使っていたりする(笑)心優しい常識人だという印象だ。

で、そんなアンガールズ田中さんは昔いじめられっ子だったそうだ。ひょろひょろの見た目から、いじめられていた。教室の机を分解されて、木の部分が外れていて、掃除のときにいつも木の部分を抱えて、笑われていたと言っていた。

いじめられっ子が笑いで救われた

そんな田中さんが高校時代、体育の授業でサッカーをしていた。フィールドプレーヤーではなく、みんなからゴールキーパーをさせられていた。

そこに弱いゴロのボールが転がってきた。ちょうどこの頃、Jリーグが始まっていた。ゴールキーパーといえば横っ飛びをしてボールを取る、そういうシーンが放送されていたのを見ていた田中さんは「キーパーは絶対に飛ぶもの」と思い込んでいた。たとえそれがゴロの弱いボールであっても。

そしてゴロの弱いボール、足でも取れるし手でもすぐ取れるようなボールを思いっきり横っ飛びしてキャッチしたそうだ。

するとそれを見たクラスメートのみんながドッと笑ったのだ。「面白い動きをするやつだ」「突飛なことをして面白い」そう思われたのだ。それをきっかけにして、いじめられることがなくなったという。

関西は笑いを取れる人が尊敬される

このエピソードはバナナムーンゴールドのポッドキャストでやっていたと思うが、大変いい話だと思う。笑いが自分の人生を変えたというわけだ。笑いと言うのはすごいパワーがあるということを教えてくれる。

実際、笑いというのは大きなパワーだ。今やテレビではお笑い芸人が当たり前のようにドラマにも出るし、バラエティもワイドショーの司会やコメンテーターすらも行う。かなりのユーティリティープレイヤーとして活躍しているのはお笑い芸人くらいだろう。

関西ではお笑いができる人というのはスポーツができる子の次くらいにモテる。それこそ面白い人は尊敬もされる。まずいじめられたりすることもない。アンガールズ田中さんの周りも、関西と同じように面白い人をリスペクトすることができる人たちがいたのだろう。

ラジオではこういう面白い話がたくさんあるから、やめられないんだよなぁ(笑)

進みが遅いマンガで面白い・面白くないがあるのはなぜ??

今回、8月に出るマンガでリクドウというマンガがある。ボクシング漫画で日本チャンピオン、東洋太平洋のチャンピオンを目指すと言うものだ。

リクドウ 13 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

リクドウ 13 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

リクドウが悪いというわけではないのだが、たまに読むと出てくるマンガで「やたらとスピード感がないマンガ」というのがある。最もスピード感のない漫画といえば先日終了したDreamsかと思う。アカギなんかもそうだけど、すごい進むのが遅い。なぜか地獄で戦ったりするしね(笑)

その他にもワイルドピッチというマンガもまた進みが遅い。ただ、時間経過が遅ければそれが問題というわけではないのはアカギを見てもわかるように、面白い漫画も多い。

例えば龍時というマンガがあるが、これは完全に現実がマンガを追い抜いた。日本人ではヨーロッパでは通用しないと思っていたのかもしれないが、あれよあれよというまに日本人が海外で活躍するのは当たり前の時代になった。作者が亡くなられたということもあるが、現実が追い抜いてしまったのだ。

 ワイルドピッチもそうだが、才能ある選手が二軍、それも育成枠というところからのスタートになっている。正直、育成枠からとなるとめちゃくちゃ先が長い。

育成枠⇒二軍⇒二軍で活躍⇒一軍に抜擢⇒一軍で調子が出ない⇒二軍に戻る⇒一軍に再び抜擢⇒優勝争い⇒翌年優勝⇒エンディング

このくらいのスピード感だとおそらく50巻は超えてくるんじゃないか?と思う。リクドウも同じで、今から日本チャンピオンになるのを目指し、東洋太平洋のチャンピオンになって、さらに世界チャンピオンになるというストーリーがあるとすれば、かなり時間がかかる。結果的にダラダラとした惰性の部分ができるのがすごく心配だ。

とは言えだ。はじめの一歩なんてまさに進むのは遅いのだが、それでも読ませる面白さがある。心配するということはあまりない。ワンピースだって同じだろう。ゴールはワンピースを手にして海賊王になることだが、それまでの道のりは果てしなく遠い。にも関わらず読み続けられる。

この違いはなんなのだろう?単にマンガの見せ方とかの違いだけなのだろうか?なぜ一方の遅いマンガの方は心配になってやきもきするのに、一方のマンガは遅いのに痛快・爽快感があったりするのだろう?

一体違いは何なのか…

8月に発売される読む予定の漫画コミック一覧

さぁ今月もマンガ紹介やっときますかね。7月は結構読んでいたマンガが終わったものも多かった。また賭ケグルイの自分が読んでいるマンガがめっちゃ人気になって、アニメ放送が始まるなど嬉しいこともあった。アニメは見ないけど、うれしい。

ということで8月に出る、読もうと思っているマンガ・コミック一覧です。

8月に発売される読みたいマンガ・コミック

オススメマンガ3つをピックアップ

さて8月は結構面白い&有名なところがいくつかでますな。ゴールデンカムイ嘘喰いなど、なかなか楽しみですなぁ。

3冊ピックアップということで、一つ目はケンガンアシュラ。バキが好きな人ならおそらくすんなり読めると思うけれども、格闘技マンガだ。いろいろな技や流派の人たち、身体的に特徴のある人物が出て来る。格闘技系で最もポピュラーなトーナメントが現在行われているので、楽しみやすいだろう。

ケンガンアシュラ(1)【期間限定 無料お試し版】 (裏少年サンデーコミックス)

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二つ目はマージナル・オペレーション。これは遠くはなれた所から戦術支援を行う仕事に付いた主人公がとある子供兵士たちと出会い、司令官として裏で活躍していく物語だ。今はドローンが殺人兵器になる時代だし、かなりリアリティもある。キャラクターがカワイイのが救いかな。

三つ目がORIGIN。これはサンケンロックという韓国マフィアでトップにのし上がる話を書いた作者のマンガだ。人間そっくりの機械が人間社会にうまく溶け込むために頑張るのだが、敵が次々に現れて…というような感じだ。サンケンロックが面白かったので、おそらく面白いマンガになるだろうなと思う。

ORIGIN(1) (ヤングマガジンコミックス)

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というわけで、皆さん8月は暑いし漫画喫茶にでも行ってマンガを読んでゆっくりしようじゃありませんか(笑)

貧困対策・途上国支援をするなら原発推進がロジカルには正しい

kepco.jp

いやいや、関西電力圏内である私にしてみれば、電気料金が値下げされるのはありがたいことです。というか、今まで値上げしていたのが腹立つ。しかも再生エネルギーを推進するためのお金まで我々の電気代から取られているんだから馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。

さて、関西電力が電気料金を下げることが出来たのは原発を再稼働することが出来たわけで、原発を今使わないと逆に電気代は上がる。日本は資源のない国だというのは誰もが知っている通りで、資源がないということは電気を作る石油やガスもないということだ。

だから既存の原発を使い続けることは経済的なメリットがあるのだが、不思議な事に貧困を支援しているという人の中には原発反対の人もいたりする。そういう人はどういうロジックで考えているのだろうか?

貧困解決が第一なら原発推進は当たり前

貧困問題を解決しようと様々な人や団体が動いている。例えばホームレス支援だったり、生活保護受給者の支援だったり。いろいろな人がいて、こういう福祉系に関わる人は市民活動などと親和性が高い。なので、どちらかと言うとリベラルな人が多いように思う。

リベラルな人の中には「アベ政治を許さない」などというスローガンで抗議活動をする人や、最近の森友・加計問題で声高に政権批判をしている人も多い。そしてこういう人には原発反対の人も多い。極端な人になれば、原発即時廃止を唱える人もいるくらいだ。

まぁ考え方はそれぞれだし、別にその意見を否定する気はない。ただ、貧困問題を第一に考えている人、ライフワークにしている人は原発推進するのが筋だ。反対する人もいるがそれはロジックがおかしい。関西電力の今回の決定でもわかるように、既存の原子力発電所を動かせば、電気料金は下がるのだ。

逆に今、太陽光電力を始めとした再生エネルギーの推進のために、上乗せして電気料金を払っている。つまり原子力で発電すれば電気代が下がり、再生エネルギーで発電すれば電気代が上がるのだ。ならば貧困問題を解決しようと考えている人は原発推進するのが筋ではなかろうか。

途上国にも原発が必要

また、下記ダライ・ラマが日本に来られたときに原発に関する話をされたそうで、その内容がかかれている。

www.tibethouse.jp

ここでは原子力発電に変わる十分な方法があるなら、そちらを使えばいいが、それは途上国にとって十分であるかどうかも重要だとおっしゃっている。つまり途上国の多くの人間が満たされるだけの電力を賄うためには原子力発電が現状ベストの方法である、というわけだ。

もちろん目の前の人を救う、という意味では北の国からのように風車が一つくらいあればいいかもしれない。でも途上国に住む多くの人間を救うためには、ダライ・ラマが言うようにやはり原子力発電のような大きなエネルギーが必要になるのだ。これはロジカルに考えれば当然だ。

もちろんロジカルではなく感情的に原発反対というのも一つの意見だろう。しかしそれでは途上国支援とは相容れないということはわかっておかねばならないだろう。

左翼的・右翼的な意見からの脱却を

日本に住む人々、特にTwitterやブログなどをされている人はどうも同じような意見に固まりやすいようだ。原発反対、アベ政治を許さない、代替医療推進、解雇規制緩和反対、9条を守れ…このようにすべて同じ意見である、という人が左翼的な人には多い。

しかし左翼的な人にも当然濃淡はあるだろうし、それは右翼的な人も同じであるはずだ。私も個人的にはリベラルだと思っているが、原発は推進だし・ボランティアや寄付もする。解雇規制緩和には賛成だし安倍政権は反対ではないにせよ消極的支持をしている。かつ9条は改憲すべきと思っている。

リベラルのいいところである福祉の部分には賛同する部分も多いし、私自身も活動していたりする。しかしそれ以外の部分では異なる意見を持っている。こういう風に是々非々で意見の賛成・反対があるのは自然なことではなかろうか。

貧困対策や途上国支援をしている人も原発推進したっていいじゃないか、と思う。それが貧困や途上国の支援につながるなら。もっと幅広く意見を持てるような人が増えてほしいと思う。

文科省の議事録を理解出来ない人は決定権者と運用者などの関係がわかっていない

前川さんがマスコミと野党に持ち上げられて、安倍政権一強状態を是正するヒーローのように取り上げられている。同じ場所で証言した前愛媛県知事の加戸さんはほとんど取り上げられない。

まぁマスコミとして「安倍政権を倒す!」というシナリオがあり、そのシナリオに沿ってくれる人を中心にして、そうでない人は取り上げないということなのだろう。マスコミも堕ちたもんだと思うが、それだけでなく国民もやっぱりそのレベルの人は多いようだ。

特に興味深かったのが下記の記事を読んで「前川さんは悪くない」と論陣を張る人がいることだ。ロジカルに考えればありえないのだが、なぜそういう結論になるんだろう??と考えてみた。

nots.hatenablog.com

出席者の関係性は平等な同僚とは違う

上記ブログは大きく分けて二つの組織がある。一つが教育ワーキンググループ側、もう一つが文科省側だ。この頃、教員免許を更新制にすべきという話が出てきていた時だ。教員がセクハラ・パワハラ・虐待などを行うことが度々報道されたことも要因で、教員免許更新制が叫ばれていた。

そこで、教員免許を更新する方法が良いのか、新しい教員免許試験はどうしたほうが良いのか、教員免許の面接方法は何がいいか?などを検討することになった。教員免許についてのルールを決めるのは政治家であり、政治家が方針を決めるためにワーキンググループを作って「改革しようと思うんだけど、いろいろデータとか事例とか聞かせて」と聞いているわけだ。

つまり改革する権限はワーキンググループ側にあり、ワーキンググループは政治家側・決める側だ。ワーキンググループとしては制度を変えるに当たっても、ちゃんと今の状況を把握した上で、さらに良い方法を考える必要がある。何が何でも変えるんだ!と、強行的に改革しようとはしていない。だから前川さんたちにヒアリングをしている。

そして出てきた答えが「あなた達が疑う根拠を示せ」という詭弁だ。様々な教員による事件や問題点が浮き彫りになったため、教員免許について考え直すべきではないか?と言うことになったのが始まりにもかかわらず、「疑う根拠を示せ」と言い始めたのだ。

なぜこのようなことを言うのか疑問だったが、おそらく前川さんたちは「教員制度を決めるのは文科省であり俺達だ」という考えを持っているのだろう。だから「今の制度を否定するなら、その制度を否定する根拠をもってこい。俺が査定してやる(変える気ないけど)」という気持ちなのだろう。

教育の方針・制度を決めるのは誰か

前川さんは完全に「自分たちが決める」と考えているのだとすれば、確かに頷ける。自分たちの方がワーキンググループより上だから、改革したいなら問題点をまとめて指摘して持ってこいと言うわけだ。もちろんこれは立場が上もしくは同じならこの話は通用すると思う。A案とB案を検討するプロジェクト会議や前川さんが上司の場合ならありうる。

しかし残念ながらこれはA案とB案を検討するプロジェクトではない。今の教育制度に問題が出てきたから改革しようとしているのだ。そしてその改革をしようと言い出したのは政治家・内閣であり、文部科学省の上司だ。上司が「問題があるから制度を改善しようと思う」と言ってきたのだ。

仮にあなたの上司が「今の制度下で多くの問題が起こった。そこで制度を改善しようという話になった。そのために必要な検討材料を持ってきてくれ」と言ってきたとしよう。あなたはどうするか?前川さんのように「いや、それは上司であるあなたが証拠を集めてこい」というだろうか?ありえない事はわかるだろう。資料を集めるのは部下の仕事だ。その資料を見て判断し、決断するのは上司の仕事だ。

この辺がわかってない人も多いようで、はてブなどを見ても「前川さんの言うことは最もだ」と言っていたりする。残念ながらそれは組織の力関係や役割というのを誤解している。多分、ワーキンググループと前川さんが対等もしくは前川さんが上だと思っているのだろう。それは間違いだ。

前川さんの言い分を認めると文科省の存在意義がなくなる

まぁそれでもマスコミにしてみれば前川さんはヒーローなので、このまま持ち上げるのだろう。しかし、上記に紹介したワーキンググループでの前川さんの言い分を認めると、それはそのまま文科省の存在意義がなくなる。

文科省がやっていることはダメであり、より良い方法があるというエビデンスを持ってきたとしよう。それを見て政治家・内閣が決定して、新しいルールや教育制度がスタートする。さて、文科省はいったいなにをしたのだろうか?まったくなにもしていないではないか。

結局ここでちゃんと証拠を出さないと前川さんや文科省にとっても損でしかないのだが、その辺もあまりわかってないのかもしれない。とは言え文科省はもうこのままただ単に政治家や政党・民間シンクタンクが決めたことを粛々と実行するだけの、市役所的な機関になっても悪くはないだろう。

我々にとってはそっちのほうがいいようにも思うし、前川さんが文科省を壊してくれるなら、ある意味日本にとって明るい未来なのかもしれないな。

宝くじを買うのは「学ばず、リスクをとらず、楽して金を手にしたいから」

 内藤忍さんはアゴラにいつも記事を転載しておられる、投資家の方だが「宝くじ購入者が投資を覚えれば、本人にも国全体にもプラスだ」とおっしゃっている。

内藤さんはワインバーなどもしていたり、かなりセレブリティなタイプなのだが、そういう人には宝くじを買う人の気持ちはわからないのだと思う。宝くじは還元率は半分以下であり、割に合わないギャンブルであることは確かだが、そういう部分はあまり重要ではないのだ。

なぜ宝くじを買うのか?それは「新しく何かを学んだりせず、お金が減るというリスクを使わず、楽をしてお金を手にしたい」からなのだ。

宝くじは何も準備がいらず、何も考えなくていい

例えば内藤さんがよく取り上げるワンルームマンションへの投資だが、もしコレをするとしたら、いろいろな準備が必要になる。

まずワンルームマンションを購入するための資金、住宅ローンやセカンドハウスローンなどの審査を通さないといけない。銀行選び、書類を用意し、銀行に足を運ぶ必要がある。

そして実際にワンルームマンションを探す必要がある。どのワンルームマンションがいいか、どの物件ならリターンがいいか、リスクとリターンのバランス、投資できる金額はどこまでか?などを考えないといけない。場合によっては直接足を運ぶ必要もあるだろう。

ここまで自分が動かないといけないし、お金を用意しないといけないし、リスクも取らないといけない。このように宝くじとくらべて圧倒的に手間がかかるのが投資だ。株式の場合はもう少し楽ではあるが、証券会社の口座を開いてお金を振り込んで投資情報を読み込み、投資リスクを取る必要がある。

結局投資と言うのはすぐにできないし、学ばないとデキないし、楽にお金を手にできないのだ。それに比べて宝くじは売り場に行ったら購入できるし、何も学ばなくていいし、100円あれば購入できる。ジャンボ宝くじでも300円だ。こんなに楽にお金が手に入るかもしれないギャンブルは他にない。

一般の夢と言うのは金が降ってくること

よく宝くじのことを「夢を買う」っていうが、この夢というのは単に大金のことだけを指すわけではない。もちろん何億円という大金のことも夢の一部だが、その何億円という大金が上から降ってくることが夢なのだ

別にお金が欲しければ一生懸命働いたっていい。投資をしてリスクをとってもいい。夜の仕事をしてもいいだろう。そういう努力をしてお金を手にしよう、なんていうことは考えていないわけだ。あくまで少額の金額で大金が手に入れたい、これが夢なのだ。

内藤さんはそのへんを理解していないのかもしれないが、宝くじのお金が投資に向くなんて言うことはありえない。もっと言えば宝くじのお金が競馬などに向くこともないし、カジノに流れることもない(スロットには行くかもしれない)。宝くじはお金が降ってくる可能性のある、唯一のギャンブルなのだ。