ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

山尾志桜里さんが議員辞職した場合、あなたは次回選挙で彼女に投票するか?

ガソリンをたくさん使ってたとかコーヒーをたくさん飲んでたとか、政治資金を適切に使っているか?ということで問題視された山尾志桜里議員。直近では弁護士との不倫で世間を騒がせた。しかし先日行われた解散総選挙では僅差で議席を確保することになった。

個人的には彼女の不倫というのは不倫のマナーを守っていないと思うので、まったく支持できない。他人が不倫や浮気をしようがほぼ気にしない私だが、今回はルール違反ということもあって、山尾氏については不支持という姿勢が明確になった。

t-matsumoto.hatenablog.com

ただ、先日アゴラに八幡さんが書かれた下記の記事を見てハッとした。なぜここまで批判が大きかったにも関わらず、強行して選挙を戦ったのか?これは日本の空気、つまり我々国民一人ひとりにも大きな責任があるのではないか?ということを感じたのだ

agora-web.jp

日本は再チャレンジを許す社会ですか?

上記で紹介した八幡さんが書かれたアゴラの記事を少し引用してみる。八幡さんはこのように書かれている。

それにしても、女性議員のスキャンダルは男性より目立つ。男性優位の社会のなかで、ガラスの天井を破ろうとしたら、このくらい強気で押し通せる女性でないとやっていけないということかもしれない。

山尾氏に関しては悪質であると批判しているが、最後に女性議員ならではの理由があるのかもしれない、と書かれている。たしかに女性議員が少なく、男性の不倫よりも女性の不倫のほうがなぜか大きく取り上げられるという日本特有の空気も大きな理由だと思う。

このようなスキャンダルや失敗を起こした場合、王道はやはりそのまま謝罪・議員辞職だと思う。謝罪して議員辞職し、2~3年ほど地元活動に従事し禊を済ませたのち、再度国政に挑戦するというのが最も筋の通った方法だと思う。

ただ、この方法で禊を済ませたのち、これを読んでいるあなたは山尾氏に投票するだろうか?選挙期間中、ネガティブキャンペーンが行われ、不倫をした人だなんだと騒がれるだろう。それでもしっかり禊を済ませたから再チャレンジを応援しようと思うだろうか?

おそらく、再チャレンジを応援しようという人はそこまで多くないのではなかろうか。2~3年したらテレビにも出なくなってそのまま忘れ去られることのほうが多いのではなかろうか。それに昔のことが気になって、投票できないという人も多いのではないかと思う。

「無理が通れば道理が引っ込む」のは我々が生む空気かもしれない

もちろん思想信条や政策が違うから投票しないという人もいるだろう。しかし多くの有権者は政策はもとより、その候補者の人となりを見て投票する。本来であれば王道である禊を済ませるという方法が選ばれるべきだが、王道を選んで損をするのであれば、山尾氏のように無理を通す人が出てきてもおかしくはないと思う。

つまり我々一人ひとりがこういった無理を通す人を生んでいるのではないか?ということだ。ちゃんと再チャレンジを評価する、失敗しても立ち直る人を応援するという姿勢をとるのであれば、こういった無理を通すこともなかったかもしれない。八幡さんの記事を読んで、そう感じた。

ただ、成功事例としては辻元議員の事例もある。まったくダメなわけではないだろうがあくまでマイノリティだと思う。今、スキャンダルやマスコミによる批判で辞任・辞職した人たちがもう一度再チャレンジできる世の中になっているだろうか?

猪瀬元都知事・舛添前都知事・宮崎元議員・豊田元議員…こういった方々が再チャレンジを目指せる社会であるか?非常に疑問だ。我々は我々自身が再チャレンジを阻んでいるのではないだろうか。