ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

会社の不満・文句は言うが、自分で行動は移さない日本の労働者たち

alfalfalfa.com

この人だけじゃないけど、ネットでは本当にこういうのよく見る。「なんで会社は賃金を上げないんだ」と憤っているのはよく分かるんだけれども、憤っているだけなんだよね。会社への不満・文句はあるけれども会社に言うわけでもないし、自分の立ち位置を転職でより良い方向向けようともしない。

ただ単に今あるところの文句・不満をネットでぶちまけるだけ。しかも匿名で、会社にもバレないように。

会社はお前らのお母さんではない!

思うのがこういう会社が賃金を上げないから離職が増えるっていう話も、なんで賃金を上げようとしないのだろうか?「そんな権限ない」というかもしれないけれども、会議に出れるなら言えばいい、「賃金を上げないからダメなんだ」と。それが会議資料に書いていようがいまいが。

まぁ実際には会議ですごい剣幕で、それこそ賃金を上げないなら辞めるという勢いで主張しているのかもしれない。しかしこのネット上のつぶやきだけを見て判断するのであれば、熱を感じない。会社を変えようという風にも感じない。結局会社の決めたことに淡々と従っているだけに見える。

カイジ利根川が「世間はお前らのお母さんではない!」と叫ぶシーンがあるが、まさに「会社はお前らのお母さんではない!」だ。賃金を上げるべき?賃金を上げてもらうんじゃない、賃金は上昇を勝ち取るものだ。寝ていてなんでもしてもらえるなんてお門違いだ。

個別最適で自分の事を考えるべき

どういう理由で「賃金が低い!」と言いながら転職をするなど、行動をしていないのかはわからない。年齢もあるし、スキルもあるだろう。気持ちはわかるが、もし「会社で自分がいなかったら、仕事が回らない」っていう考えを持っているなら、やめておいたほうがいい。

そんな会社のためなんかではなく自分の事を第一に考えてほしい。当たり前だが自分の賃金をいかに上げるか、自分の生活レベルをいかに上げるか、そして自分の幸福度をいかに上げるか、これが大事だ。なので自分の賃金を上げるために行動すべきだ。

もちろんそれはリスクがある。会社に強い態度で意見を言えば、左遷されるかもしれない。出世コースから外れるかもしれない。転職をしても確実に賃金が上がるとは言えない。逆に下がってしまう可能性だってある。でもリターンを得るためにはリスクを取る必要がある。

結局、どんなに少ない賃金で文句があるとしても今の状況を捨ててまで高いリターンを取りに行こうと考えていないのだろう。文句を言ってもいいと思うし、ぐちを言ってもいい。でもそれでは自分の状況は変わらない。行動を起こさないと変わらないのだ。

労働者全体で考えても、低賃金を我慢するのは良くない。低賃金を我慢せず、スキルアップ・キャリアアップでより高い賃金の場所に行くべきだ。そうして低賃金しか払えない企業は淘汰されていき、より高付加価値の仕事が残っていく…日本の経済も上向くというわけだ。

日本の経済が上向かない大きな理由は労働者改革が行われていないからだともいわれている。労働者改革は誰かにやってもらうわけではない。労働者改革は労働者自身が行わなければならないのだ。