ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

殺人容疑者とあなたは全く似ても似つかない

hagexさんが刺殺された件は大きくネットニュースでも取り上げられた。おそらくはてブ等を使ったことがない多くの人にとって見れば「hagexって誰よ?」というような感じだろう。

今回この事件を起こした容疑者に対し、共鳴するような人たちが出てきた。下記の増田などがまさにそうだ。

anond.hatelabo.jp

自分が同じような事件を起こすかもしれない、ということで書かれているのだろうが、これを書いた増田はまったく容疑者とは違うということをわかるべきだ。

思うことと実行することには大きな溝がある

当たり前といえば当たり前なのだが、思うことと実行することには大きな差がある。「こいつムカつくな、死ねばいいのに」と思うのは誰しもが人生で何度も思うものだ。私だって考えたことはある。ただ、それを実行に移すことはまずない。イラッと来て殴ることもないし、ましてや相手を殺すなんてことはしない。

おそらく容疑者と同じような道を歩んできた人は少なくないだろう。40代前半で氷河期世代、貧乏くじを引いた世代だ。引きこもり支援の「淡路プラッツ」で話を聞いたが、最近では学生は少なく、20代~40代の引きこもりが多いそうだ。

淡路プラッツ | 不登校・ひきこもりの人のための居場所

さらに増田のようにいじめられてきたという過去を持つ人も少なくなだろう。だが、そういった人が全員殺人を犯すのだろうか?大きな犯罪を犯すのだろうか?同じ属性だからって、全員が犯罪予備軍と言えるのだろうか?

それは全く違う。同じ属性だったからと言って、実行するのはごくごく一握りの人間だけだ。この増田を書いた人間も、殺人事件を起こしていないのだから容疑者と同じではない。行動を自制する事ができているのだから。

 

低能先生と呼ばれた容疑者には私も何度かidコールを受けたことがある。いい気分ではなかった。同じようなことを増田ができるだろうか?複数のアカウントを何度も作り続け、idコールを何度も行い、そして殺人を犯す。できるわけがない。

だから容疑者の背景に自分を重ねるのはやめるべきだ。あなたはあなたでしかないし、あなたは殺人を犯すことはないのだから。