ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

なぜじゃらんニュースのお寿司食べ放題記事は大スベリしたのか?

じゃらんニュースの記事が大スベリしている。はてなブックマークでもかなり辛辣な意見が多い。じゃらんニュースではこういった記事ははじめて見るのだが、確かに笑える要素はほとんどない。「ここで笑ってほしい」というポイントは見たらわかるが、それが面白くない。

www.jalan.net

最初から読む人の期待しているポイントを外している

ではなぜ面白くないのか?というと、それは読む人が期待しているポイントを外しているからだ。最初に書かれているリード文を引用してみよう。

突然ですが、皆さんは「食べ放題」に行ったことがありますか?

「食べ放題」というと固定された金額で、自分の好きなものを好きなだけ食べられる最高な制度ですよね。

しかし!食べ放題における一番の敵は「元を取れない」こと…

どうすればもっとたくさん食べられるの!?

最初のリード文だけれども、食べ放題で一番の敵は元を取れないこと。つまり食べたものの質や量よりも、たくさんお金を払ってしまうということを問題提起している。元を取るというのが問題的だったはずなのに、なぜか食いっぷりを競うことになってしまっている。たくさん食べたほうが勝ちでは、それは元を取っているとは言わない。

この記事のタイトルも『“お寿司食べ放題”で元が取りたい!裏技を使って「どれだけ食べられるのか選手権」開催』となっている。ということは、何らかの元を取れる裏技があるんではないか?とユーザーは思ってしまうわけだ。

結果的にこの記事にはお寿司の値段が一切出てこない。それでは男性3980円、女性3480円で食べ放題なのだが、優勝した人がどれだけ食べたのか、そしてどれだけの金額が本来ならかかるのか?というのがわからない。つまりこの記事はユーザーの期待を裏切っているわけだ。「食べ放題で元が取れる方法があるなら知りたい!」とアクセスしてきたユーザーに、お寿司の価格も紹介しないし、合計いくら食えたのかも紹介しない。タイトルを見て期待してきたユーザーを裏切った。

普通に食べ放題の記事でよかった

もし食べ放題の元を取るための記事であれば、別にこのような対決形式にする必要はなかった。お店の人と話をしながら、どれが一番単価が高いのか、どれをたくさん食べればいいのか、どのくらい食べたらいいのか、食べたら損をする原価の低いものはどれか?などを紹介すればよかった。このテーマだったら、面白いことをやろうとする必要がない。

また、面白くしようとするのであれば、ボケを説明してはいけないというのはテレビでお笑い芸人が何回も口酸っぱく言っているはずだ。それを聞いたことがあれば、いちいち説明して画像をアニメっぽくする必要はない。何も説明せずに行って、その後にツッコめばいいだけだ。

普通に食べ放題を紹介する記事だったらここまではなかったし、お店にとってもプラスだっただろうが、今回はお店にとってもマイナスだったかもしれない。なぜなら、私はこの食べ放題のお店の店名を覚えていないからだ。この記事を書くために3度は読んだのに。