ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

7payは消費者が応援するようなものでもないし、新しいチャレンジでもない

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たむけんが「失敗した人の人生を叩き潰す勢いの今の日本は大嫌い」との趣旨の主張をしているらしい。おそらく、闇営業のことも含めて、イライラしているところがあるのかもしれないが、闇営業の件と7payのことを一緒にしてもらっては困る。

7payは失敗したが、それを責めているんではない。失敗しないために・成功するためにできることはまだまだあったのに、それをしなかったことや失敗したことに対して真摯に認めて対策をとろうとしなかったことに対し、多くの人が不信感を持っているのだ。

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そもそも7payは必要がないサービス

まず7payが必要なサービスなのか?社会にあると大きくプラスに働くサービスなのか?といえば、全くそんなことはない。そもそも中国にはAlipayというサービスが先行していたし、日本でも非接触型のICOCAやiDやQUICPayなどもあったわけで。あえてセブンイレブンでしか使えないキャッシュレス決済を用意する必要性はまったくなかった。

それでもあえてそれを開発したということは、囲い込みであったり、何らかのビッグデータを利用したりということをセブンイレブン側が考えただけで、全く我々利用者側にとってプラスはなかった。利用者にとってプラスになるのはおにぎりクーポンくらいのものだろう。

そういったチャレンジや新しいサービスローンチに対して、消費者は優しくはない。我々にとってプラスが少ないことをして、なおかつセキュリティでミスをして多くの人のクレジットカード情報やアカウント乗っ取りをさせてしまうような事に対し、優しくしてあげられる人は少ない。

新たにチャレンジすることは素晴らしいことだ。しかしそのチャレンジに意味がなければならない。7payのチャレンジは結局利己的なものだった、だからこそ失敗が叩かれるのだ。

失敗しても応援する場合とは?

おそらく、吉本の闇営業の件も関係しているのだろう。闇営業をして失敗した宮迫氏らをネット民は叩いている。それも含めて「失敗した人をバッシングする社会が嫌い」というのだろうが、失敗に対して必ずしもネット民はバッシングするわけではない。ちゃんと相手を選んで叩いている。

例えば失敗して真摯に反省している人に対してはバッシングは非常に少なくなる。ゼロとは言わないが少なくなる。逆に失敗してもそれに対してあーだこーだと言い訳をしてしまうと、バッシングは強くなる。闇営業のギャラをもらっていなかったということを言ってしまったことは、大きくバッシングする理由の一つになっただろう。「どうだったかわからない」くらいにしておけば、ここまで大きくならなかったかもしれない。

今回も7payを導入するに当たり、最低限知って置かなければならないことを責任者が知らなかったわけだ。そういう状況であれば、応援どころではない。もし知らないのであれば知らないで「不勉強で申し訳ない」といえば、また違ったかもしれないが。しかしわからないなりにもごまかそうとしたことが大きなダメージになった。

結局、失敗したから叩いているのではない。失敗なんて誰だってするわけでその後の対応に対して多くの人は憤っているわけだ。遅刻して言い訳する人に対して怒るのと同じだ。

たむけんは嫌いではないが、もう少し発言を考えてほしい。芸人さんの地位が向上し、社会問題に対してもご意見番として抜擢される人も増えてきた。であれば、それに見合った振る舞いをしてほしい。別に賢くなる必要はない。一度立ち止まって考えることが大事なのだ。