ナイスミドルになりたい~松本孝行のブログ~

教育とか雇用とかの社会問題、後は趣味のマンガを中心にしたテーマで書いてます。アゴラや自社サイトにかけないだろうなーっていう話題がメインです。

【パッドマン 5億人の女性を救った男】生理というタブー、大きな社会課題に立ち向かう映画

前々から見たいと思っていた映画で、Amazonで出てこないかなー?と思っていたのだが、AmazonではなくNetflixで配信されることに。色々オンラインで見られるのはありがたいが、AmazonにhuluにNetflixと課金されまくりだなと。できればどこでも見れるようにしてもらいたいものだ、映画については。

Pad Man | Netflix

インドでは2000年代前半、12%の女性しか生理用品を利用していなかったとのこと。9割近い女性は何を使っていたかというと、ボロ布を使っていた。そのため、病気になって出産ができなくなったり、場合によっては死んでしまうような女性もいたそうだ。自分の妻にその様になってほしくない、そう考えた主人公は自分で生理用品を作ることに。

コスト以上に大きな問題は文化

生理というものがインドの村ではタブーとされていて、公の場でも話をすることが避けられていた。家族でも話をすることができず、男性の中には女性に月経があることを知らない人もいたという。結果、不衛生な生理用品を使っていることは問題視されることはなかったようだ。

もちろん生理用品はあるのが非常に高級なものだった。映画の中では宝石を買うようなもの、バターや牛乳も買えなくなるというほどの価格だった。貧困な地方の村では生理用品はそれだけコストが高く、清潔な生理用品を買うことができなかった。

だから安く購入できる生理用品を作り出したのだ。映画内の価格で、パッドマンが作った生理費用品は既製品の20分の1以下という。これで村にナプキンが普及するかと思いきや、タブーである月経に触れることは「汚らわしい」ということで、この商品を手にとってくれることはなかった。

これ以降についてはぜひNetflixなりDVDで見てほしいのだが、一番の障壁になっていたのはインドの文化だったのだ。Wikipediaによると、パッドマンの映画を上映しようとして、パキスタンクウェートでは上映禁止になったようだ。女性の生理というのが穢れでありタブーなので受け入れがたいということなのだろう。

ja.wikipedia.org

このように現在においても女性の生理現象に対して真剣に立ち向かうことができずにいる国もあり、女性の人生や生き方に大きな影響を与えている。パッドマンはそんな世界のタブーに挑戦し、インドの女性が活躍できる、大きな一歩を支援したのではないだろうか。いつの日か、インドでも100%の女性が生理用品を使うときが来るだろう。その時、パッドマンの功績は大きく讃えられるはずだ。